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駅までの帰り道を、こんなに緊張しながら帰ったのは初めてで。
いつもはふわっと香る先輩のいい香りが、今、隣から絶え間なく私の嗅覚を刺激してきて倒れそう。
………いや、わたしゃ変態か!
藤「…A??」
「……へっ?」
藤「…何回か呼んでたんだけど…どうかした?」
「えっ!!!すみません鼻が…!」!
藤「…え?鼻がどうかした?」
「いやっ間違えた!鼻は無事です!!!」
…もう何言ってんの私…!!!
藤「くくっ…。無事で何より…(笑)
ほんと面白いよな、A。(笑)」
恥ずかしすぎる。。。
もうほんと穴があったら入りたい…!
藤「うそ、ごめんごめん。
つい可愛くてさ。(笑)
普通の居酒屋でもいい??」
…え?今可愛いって言った?
言ったよね?!
…いやだめだめ、期待しちゃだめ。
"後輩として"が省略されてるんだから!!
自問自答していたら
藤「こーら!Aってば!(笑)
質問に答えなさい。(笑)」
そう言って覗き込む綺麗な顔。
「ぅわっ!!!!
すみません!!!
えぇっと…好きです!居酒屋さん。
大好きです!!」
藤「………了解。(笑)」
先輩の行きつけだという居酒屋に入って、二人で乾杯。
藤「初めてじゃない?Aと二人で飲みにくるとか。」
「はい…。緊張します。。」
藤「うん、大丈夫伝わってた、ひしひしと。(笑)
全然緊張しなくていいって。(笑)
……北山とは2人で飲んだりすんの?」
「あ、みつ先輩とは何回かあります。残業終わりとかに…。」
藤「……ふーん。
仲良いよね、A、北山と。」
「えーっ!からかわれてるだけですよ…。
だってみつ先輩意地悪だし。」
藤「……そうだよな。
A…鈍感だもんな。」
「…へっ?」
藤「……いや、いいから。
ずっとそのまま…気が付かなくていいわ。」
「??」
藤「ふふっ。よしっ、食べよー。」
「あっ、はい!!」
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にこ(プロフ) - 利緒さん» お知らせありがとうございます!!すぐ訂正させて頂きました!何度も見たはずなのに気付かなかったです!いつも読んでいただいてありがとうございます! (2018年4月25日 22時) (レス) id: 5bac281d3f (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - ちい★さん» コメントありがとうございます!!わぁー嬉しいです!甘い話が書きたくて、ガヤさんに登場してもらったんですが(笑)…どうかなーと心配していたので、ちい★さんのコメント本当に嬉しいです!またいつでものぞいて下さい(*^^*) (2018年4月25日 22時) (レス) id: 5bac281d3f (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - 雅さん» 私も、誰の話か書くのをすっかり忘れて書いてしまって!(笑)テンション上がっていただけて良かったです(*^^*) (2018年4月25日 22時) (レス) id: 5bac281d3f (このIDを非表示/違反報告)
利緒 - 続けてのコメントですみません(>_<) 更新ありがとうございます。 物語読みました。 続きが気になります。 更新待ってますね。 (2018年4月25日 21時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
利緒 - こんばんは(*^^*) 物語読んでいて気が付いたのですが...。 *ページ38のここの台詞 まだ薬が効く気配はなくてつらいけど、ぎゅっと抱きしめて背中をさすってくれる大きな手にとてもなく安心する。 これ正しくてとてつもなくではないんでしょうか? (2018年4月25日 21時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:nico | 作成日時:2018年4月7日 5時