* ページ29
「みつ、戻りなよ。さっき来たばっかりでしょ?」
『…いーよ、どうせそんな乗り気じゃなかったし。』
「でも…ほとんど食べてなかったんじゃないの?
お腹すいたでしょ?」
『…じゃー、飯付き合って』
「えー?!やだお腹いっぱいだもん。」
『ダメ、もう決定。』
「…………ジャイアン。」
『は?』
やばっ聞こえてた!
「いいえ、何も。」
結局2人で軽く飲みに行くことになって、居酒屋さんに入った。
少し飲みながら、最近の話や昔話、友達の近況、いろんな話で盛り上がる。
みつと話すこの感じが楽しくて懐かしくて、付き合ってた頃の記憶が蘇ってくる。
「……結婚するんだろうなって…思ってたんだけどなぁ。」
安心してお酒が回って来たからか、気づいたら最近の彼との別れ話まで話し出しちゃってて、どう考えてもめんどくさい女に大変身。
みつは特に何も言わなかったけど、真顔でちゃんと頷いて話を聞いてくれていて、それがまたなんとも言えない気持ちにさせる。
「あー何言ってんのかな私。
ごめんごめん!もうこの話おしまいね!
ちょっと飲みすぎたかも。」
『いいよ、別に。』
そう言ってもみつは真剣な顔のまま、何かを考えてる様子。
「……でもよかったよ。」
『ん?』
「みつとはもうこんな風に話せないんだろうなって思ってたから。過去の心のこりがひとつ無くなったよ。」
そう言うと、なぜか沈黙が流れる。
あれ…なんかまずいこと言った?私。
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にこ(プロフ) - 利緒さん» お知らせありがとうございます!!すぐ訂正させて頂きました!何度も見たはずなのに気付かなかったです!いつも読んでいただいてありがとうございます! (2018年4月25日 22時) (レス) id: 5bac281d3f (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - ちい★さん» コメントありがとうございます!!わぁー嬉しいです!甘い話が書きたくて、ガヤさんに登場してもらったんですが(笑)…どうかなーと心配していたので、ちい★さんのコメント本当に嬉しいです!またいつでものぞいて下さい(*^^*) (2018年4月25日 22時) (レス) id: 5bac281d3f (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - 雅さん» 私も、誰の話か書くのをすっかり忘れて書いてしまって!(笑)テンション上がっていただけて良かったです(*^^*) (2018年4月25日 22時) (レス) id: 5bac281d3f (このIDを非表示/違反報告)
利緒 - 続けてのコメントですみません(>_<) 更新ありがとうございます。 物語読みました。 続きが気になります。 更新待ってますね。 (2018年4月25日 21時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
利緒 - こんばんは(*^^*) 物語読んでいて気が付いたのですが...。 *ページ38のここの台詞 まだ薬が効く気配はなくてつらいけど、ぎゅっと抱きしめて背中をさすってくれる大きな手にとてもなく安心する。 これ正しくてとてつもなくではないんでしょうか? (2018年4月25日 21時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:nico | 作成日時:2018年4月7日 5時