◎46 ページ47
Aside
冷静になると、すごいメンバーだよね。(笑)
でも普段聞けない北山さん達の仕事の話が聞けたり、さやか先生のおもしろ話に大笑いしたりして、気づけば普通に楽しんでる自分がいた。
人の話をよく聞きながら、場を盛り上げる北山さんと、ゆるーい感じでぽそっと突っ込む玉森さん。
2人のバランスが絶妙で、少し話しただけで、仲がいいのが分かる気がした。
そういえば、こんな感じで男の人と飲むのも久しぶりだなー。
原因は、前の彼と別れてから、自分の中での恋愛の優先順位がぐんと下がってしまったから。
どんどん増える仕事量と責任にメンタルを保つのに必死で、疲れて帰って、帰ってからも仕事して、目を閉じたらすぐに朝。
毎日毎日疲れてて、私生活で誰かを思いやったり、気遣う気持ちが思うように持てなくなってしまった私。
こんなはずじゃないのに!
そう思えば思うほど空回りして、イライラして、でもそれを表に出せなくて苦しかった。
もう何も考えたくなくて、好きだった彼と離れる事を決めたのが2年前の今頃。
優しい彼に感情に任せてあたったり、喧嘩になるぐらいなら、一緒にいない方がいいと思った。
別れた時はすごく落ち込んだけど、どこかホッとしてしまった自分がいたのも確かで。
今も忙しいこの時期は、自分のことで精一杯。彼氏がいなくて良かったと思ってしまってるしね。
こんなんじゃ本当この先誰とも付き合えないよね。
…でもそれでいいかも。とも思ったり。
なぜかさやか先生は断固として許してくれないけどね。(笑)
127人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:nico | 作成日時:2018年1月23日 3時