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◎37 ページ38
…結局あの後、最高に頑張って名前を聞いた俺に、なんで連絡先の交換をしなかったのかとガチな説教をしてきた玉。
…ぜってーまだ酔ってんじゃん、こいつ。
今日聞かないと一生チャンスはないとまで言われて、恐る恐る後ろの席の様子を伺うことに。
俺の座ってる側の壁に小さな柵があって、そこから隣の半個室の様子が見える。
ちらっと見ると
さっきまでご機嫌で話してた後輩？らしき子の話をにこにこしながら聞いてる秋元…さん。
か、かわい…。
玉「…なにニヤついてんの。」
"行け！"
と言わんばかりの眼差しで見てくる。
おまえ…今度覚えとけよ…。
俺は先輩だ！
と強く思いながらも、
ふーっと息を吐いて、背中側の壁をノックしてみる。
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作者名：nico | 作成日時：2018年1月23日 3時
