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「こういうことなんだけど、さ…」
>「それ、好きなんじゃないの!?」
「ふぇっ!?!?」
何回も頭の中で繰り返してきた言葉が耳に入り、椅子ごとひっくり返るぐらいの勢いで声が出た。
>「ちょ、驚きすぎやてw」
「いや、やって、ほんとのことやから、、、」
その途端にドアがガラッと開いて、
ふっとドアの方を見る。
「あっ」
入ってきたのは私の後ろの席の人_誠司くんだった。
「こんな時にヤバいって、」
>「んはは、(笑)」
「助けてー…」
いつもならすぐに話しかけて来るのに、今日は話しかけてこない。
やっぱり気にしてるんだ。
>「まだ信じられんの?いい加減正直になりなよ」
「なってるよ、、、」
>「じゃあ、…んっとね、」
「うん、」
>「小林のこと考えて」
えっと、、、
野球やってて、笑顔が爽やかで、優しくて、結構ごつい関西弁で、背が高くて、かっこよくて、それから…
>「どう?印象とかプラスな所いっぱい出てきたやろ?例えば、優しいとか」
「うっ、うん…」
>「ほらね?嫌いなら“気持ち悪い“とか“近寄りたくない“とか出てくるやん」
「そっかぁ…」
そんなこと言われても実感湧かないけど。
「私、好きなんかな」
>「私が思うには、っていうか誰に聞いてもそうやと思うけど」
>「じゃあ、頑張ってね」
「何を?」
>「チケットでしょ、チケット」
「あ…」
心の中までみっちり見透かされてしまった。
でも、相談して良かったのかもしれない
とりあえず照れてばっかじゃダメだ
(あいつ、エスパーだ)
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だらだらピカチュウ(プロフ) - 聖音美紅さん» ありがとうございます!一途のヒロイン結構大変でした、、、(笑)実はちょっとsideを変えて書こうかなぁとも思っていますが、長編は疲れてしまったのでしばらくはやめておこうと思ってます(^^;;また気が向いたら公開するかもしれないです(^-^) (2019年6月12日 23時) (レス) id: 24f53a6468 (このIDを非表示/違反報告)
聖音美紅(プロフ) - 全部読ませていただきました!!ずっと待っていたヒロイン一途でいいですね!もしよろしければ続編も期待しています! (2019年6月12日 22時) (レス) id: 8aec995585 (このIDを非表示/違反報告)
だらだらピカチュウ(プロフ) - ありがとうございます!面白いって言って貰えると更新する気も上がります♪続き楽しみにしててください! (2018年9月23日 20時) (レス) id: 8fd2671549 (このIDを非表示/違反報告)
イヅ(プロフ) - この小説面白い!更新頑張って下さい!! (2018年9月23日 20時) (レス) id: 0266ec0724 (このIDを非表示/違反報告)
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