闇 ページ45
-水木side-
「…おい、いつまでそうしてる気なんだよ」
『んえ？あ、あぁすみません…』
鬼太郎が出ていってからはや2時間、ずっと玄関の方と窓を交互に見ている
まぁ、恋人がましてや安全とは言いきれない場所に行ったとなれば落ち着かないだろう
「心配なのはわかるが、そんなにソワソワされるとこっちも落ち着かなくなっちまう」
『ﾃﾞｽﾖﾈ…』
「それに、あいつは強いぞ？お前も知ってるだろ？」
『…そうですね、よし！鬼太郎くん、遊ぼ！！』
鬼「あぅ！！」
少し落ち着いたのか、いつもの明るさを取り戻し鬼太郎を抱き上げた
その様子に俺も胸を撫で下ろし、新聞を広げる
『きゃっ！なに？！』
「どうした…って、なんだ？！」
突然さくらの叫び声が聞こえ新聞から目を移すとさくらが座っている床が真っ黒に染っておりまるで穴のようになっていた
-さくらside-
鬼太郎くんを抱っこし遊んでいると急に体が沈むような感覚に襲われた
なんなのコレッ？！
水「さくら！」
『水木さん、来ちゃダメです！！』
よく見るとこの穴のようなものは徐々に広がっている
それ以上に近づけば水木さんまで巻き込まれてしまう
鬼「うわぁぁぁん！！」
私の腕の中で泣き叫ぶ鬼太郎くん、そうだ鬼太郎くんだけはこのまま巻き込むわけにはいかない
『水木さん！鬼太郎くんを…！！』
抱いている手を上にあげ水木さんに渡す…つもりだった
『えっ…』
腕が動かない
そう思い視線を移すと黒い腕が私の体全てにまとわりついて拘束していた
まるであの夢のように
「さくら！鬼太郎！うわっ！！」
あろうことか、黒い腕は水木さんにまでまとわりついた
私と同じようにどんどん体が飲み込まれていく
『水木さん！もうっ、離してよ！！』
どれだけ足掻いてもどんどん身体を飲み込んでいく
そして私達はまともな抵抗も出来ず暗闇の中に引きずり込まれた
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ゲ「さくら…？」
To Be Continued-……
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ゆめにゃんこ(プロフ) - びぃさん» なんて嬉しいコメントｯｯ!!そう言っていただけるとモチベがめっちゃ上がります!!これからも頑張らせていただきます!! (1月8日 1時) (
レス) id: 15693d2006 (このIDを非表示/違反報告)
びぃ - コメント失礼します！もうなんか語彙力無さすぎて上手く言えないんですけど、すっごい楽しんで読んでます！！体調に気を付けてこれからも更新頑張って下さい！！ (1月4日 19時) (レス) id: 7f78475e3f (このIDを非表示/違反報告)
ゆめにゃんこ(プロフ) - 猫まみれさん» なんとまぁ私の作品がドストライクしたなんて！これからも頑張りますね…！ (12月30日 13時) (レス) id: 15693d2006 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめにゃんこ(プロフ) - ｢｣さん» えぇ！1番最初もらっちゃったんですか！嬉しすぎる…(´>ω<｀) (12月30日 13時) (レス) id: 15693d2006 (このIDを非表示/違反報告)
｢｣ - コメント失礼します！ゲ謎きっかけでハマって一番最初に見た作品です！すごく好きでまさに求めていたお話に出会えて嬉しいです！更新ずっと楽しみにしてます！(^^) (12月29日 15時) (レス) id: ddf9be71ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆめにゃんこ | 作成日時：2023年12月13日 12時
