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三十七話 使い ページ38

あ(授業終わったし、鍛錬でもしようかな)

今日の授業は午前で終わり
昼食も食べて
なにをしようか考えていた


土「お、いたいた
A、学園長先生が呼んでいたぞ」

あ「学園長先生が?
ありがとうございます」





学園長からは使いを頼まれた
いつも使いは乱きりしんが多いけど


あ「ごめんください」

竜「ん?どなたかな?」


え、竜王丸さんじゃん
学園長、教えてほしかった


あ「学園長先生からの使いです
この荷物を届けるように言われて」

竜「おお、ありがとなう
乱太郎達に渡し忘れたみたいでな
手紙だけ届いたんじゃ」

あ「え、乱太郎達も此処に来たんですか?」

竜「そうじゃ
…お主、途中で合わなかったのか?」

あ「はい、会っていません」


おかしい、帰っているなら絶対に会うはず
まぁ、乱太郎達が寄り道しないで帰るはずがないけど
でも、もしものことがあったら…?


あ「…すみません、竜王丸さん
私、行きますね」

竜「ああ、助けが必要だったら…」

あ「いえ、大丈夫です
子供を狙う奴らなんて私一人で十分です」


ただの寄り道であってほしいんだけど





「だから持ってませんってば〜…」


いた、乱太郎の声だ


きり「俺も、今はなんも持ってないって!」

しん「ぼくは、少し持ってるけど…」

乱きり「しんべヱ!!」

山賊1「へぇ、そこのガキは持ってんのか
なら渡してもらおうか?」


三人か
完全に囲まれていない…

一年生には、少し過激かな


山賊1「痛ぇ!なんだ!?」

山賊2「親分!?大丈夫ですか!?」

山賊3「うわぁ!ナイフが!」


山賊の足に手裏剣が刺さった
この子達の前では
あんまり血は流したくないな


乱「な、なにが起きてるの!?」

しん「先輩かな?」

きり「とにかく!今のうちに
逃げれそうじゃないか!?」

山賊2「あ、まて!ガキ共!」

山賊3「うわっ煙玉!」

山賊1「くそっ!退散するぞ!」


逃げたかな、足音遠ざかってるし
乱太郎達は…


乱「あ、逃げて行った」

きり「助かった〜…」

しん「怖かったよ〜」


無事そうだね

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作者名:教六 | 作成日時:2020年7月6日 21時

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