first love...*Donghae...2

距離。 ページ10

部屋に二人っきり。

コンビニで買ったものが散乱しているテーブル。

ソファでダラっと寛ぐドンへと、その横で膝を抱えて座ってるわたし。

チラっと横目に見えるドンヘは、テレビに夢中になって
ポカンと口を開けたまま笑ってる…。

DH「ははははっ(笑)」

手を叩いて大爆笑のドンヘ…。

「…＾＾(汗)」

ドンヘとわたしとの間に…十数センチの距離…。

ドンへが…楽しくて寛げるんなら…
何でもいいけど…。

ふっつーにテレビに夢中になってるドンヘに少しの寂しさをおぼえる…。

わたしはこうやってすぐ隣に座ってるだけで緊張気味なのに。

「………」

ジリジリ…距離を詰めようとしてみるわたしの左手…。

ドンヘまであと２センチのところで…引き返した。

「…(汗)」

DH「はははは(笑)わぁー…最高(笑)」

えぇーぃ！！

引き返した手はぎゅっと握り締めたまま。

十数センチの距離を…体で一気に縮めてみた。

「………(汗)」

DH「………(汗)」

体の左半分が…カチカチに固まる…。

そしてチクチク刺さるドンヘの視線。

「だって。」

DH「？？＾＾(汗)」

「ずっと…」

DH「？？(汗)」

「テレビばっかり。なんだもん。」

DH「…。…ぁ…ごめん…(笑)はっ…(笑)…ごめん…(笑)」

「…いいけど。」

DH「＾＾(笑)」

わたしがぎゅっと握り締めてる左手を意図も簡単に解いて、
いつも車の中でするように…恋人繋ぎでギュッと握った…。

DH「……＾＾」

「……」

そのままいつもと同じように…繋いだ手の甲に…優しいキス…。

DH「………」

「………(汗)」

DH「A。」

「……な…に…」

DH「なんでさっきからこっち見ないの？(笑)」

「……恥ずかしいから…。」

DH「なんで〜？(笑)」

繋いでる手をブンブンするドンヘ。

「(汗)」

DH「…(笑)」

さっき大胆に詰めた距離を激しく後悔する…。

「きゃぁぁぁぁ(汗)」

繋がれてる手を自分の方に引っ張ってわたしを引き寄せた…。

ドンヘの胸のあたりに、顔が埋まる…。

「ちょっ…と…(汗)」

ドンヘの腕が、慌てて離れようとするわたしを離さない…。

「…ドン…へ…？(汗)」

胸の中で…何故か小声でドンヘの名前を呼んだ。

DH「んー？(笑)」

肩に…ドンヘの喉の動きを感じる…。

DH「なに…？(笑)」

「…(汗)」

ドンヘがボソッと喋る度、動く喉と、ドンヘの低くて甘い声…。

この前みたいに「あぁん、もう！」ってならないように、
そーっと…ドンヘの背中に腕を回した…。

そろそろ…。→←行き先…。

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