first love...*Donghae...2

夢じゃない…。 ページ2

祈りを込めて眠りについた昨日…。

「…んん…」

ベッドの中で背伸びをする…。

今日…わたし…目が覚めた…。

ベッドから見えるリビングのテーブルに飾られた昨日のバラ…。

「………」

綺麗に咲いてる…。

…夢じゃ…なかった…。

眠たい目を擦りながら枕元に置いてあるケータイを手にする。

ドンヘからのメッセージが…沢山…。

『おはよー＾＾』

『まだ寝てる？？』

『今から仕事行くよー』

『今日外マジで寒い！！』

『Aも今日は暖かくして出掛けてね！』

そして…

「…ぁ…」

最後は、昨日わたしがプレゼントしたマフラーをぐるぐる巻きにして
可愛く笑ってるドンヘの写真…。

気が付いたんだ…＾＾。

『今日はめちゃくちゃ寒いけど…
オレは暖かい…＾＾…ありがとう…＾＾』

「…＾＾。…ふふふふふふ…＾＾」

やっぱり…

夢なんかじゃない…。

ドンヘは、今日も…わたしの恋人だった…＾＾。

ドンヘに言われた通り、暖かくして出掛ける。

首には昨日ドンヘから貰ったネックレス…。

バスの中でメッセージに返事をする。

ドンヘからの返事が帰ってきたのは丁度お昼休みで
それから他愛のない…甘いメッセージのやりとりが続いて
そんなことをしているうちにあっという間に一日が終わる…。

夜、眠る前にドンヘから電話がかかってきた。

「もしもし…？＾＾」

DH「ぁ…オレ…ドンヘ…」

「…ぅん…(笑)」

文字ではそんなことないのに…声を聞くとドンヘがもじもじしてる様子が伝わる…。

DH「もうベッド…？？＾＾」

甘くて…優しい声…。

「うん…＾＾ドンヘは？まだ仕事？？」

DH「ん…。まだ終わらない…。」

「お疲れ様だね(汗)」

ドンヘの緊張が電話越しに伝染する…。

DH「マフラー…ありがとう…＾＾」

「…ぅぅん＾＾早速出番があってよかった＾＾」

DH「大事にする…＾＾」

「…＾＾。わたしも…大事にするね…＾＾」

DH「ん…＾＾」

「………」

DH「………」

しばし続く無言…。

「ぁー……」

DH「…ぅん…？」

「…ちゃんとごはん食べてる…？」

DH「今日？」

「ぅ…ん…(汗)」

DH「食べたよ＾＾」

「そっか…＾＾」

DH「………」

続かない会話…。

決して話したくないわけじゃない。

こうやってドンヘと電話が繋がってるだけでも充分…。

DH「明日…」

「…ぅん…？」

DH「仕事…何時に終わる？」

「…なんで？」

DH「夜ちょっと時間あるから…迎えに行く…？」

「………」

胸が「キュン」とした…。

ぎこちない会話。→←☆ごあいさつ☆

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