first love...*Donghae...

答えは…。 ページ40

ドンヘのマフラーとヒーターとアルコールで、
少しぼんやりする隙にほんの少しだけ…ふわふわぁーっとした気分になる…。

さっきまであんなにはしゃいでたのに…
家が近くなるとちょっと静かになってしまったような気がするのはー…
気のせい…なんだろうな…＾＾。

「今日…ありがとね…＾＾」

DH「…うん…＾＾」

「また今度…一緒に行こうねー…＾＾」

これは…特別な「好き」が何パーセントくらい…？

100パーセント…ではないって自分で思うけど、
ただの友達としての「好き」だけじゃないことくらいは…自分でわかってる…。

DH「…はっ＾＾(笑)ははっ(笑)」

口元を手で隠して笑ってるけど…照れてるだけなんだろうなー…。

「(笑)」

期待なんてしてない。

期待すると、どんな目に合うか…その昔に痛い程経験してるから…(笑)。

ドンヘは…いつも、みんなに優しくて、
ドンヘはきっと…カワイイコが好き…。

でも、今夜はクリスマスだから…。
(もう終わっちゃったけど…)

特別な「好き」を、ただ…ほんの少し伝えたかっただけ…。

やっぱりわたしは…ドンヘのことが好きらしい…って、
そろそろ知ってみてほしかっただけ…。

「嘘だよ…＾＾」

そう思ったけど、やっぱり怖くて素直になれないわたしは
引っ張り出した「特別」をすぐに見えない場所に隠そうとする…。

DH「！？(笑)」

「＾＾(笑)来年はー…そーゆー人がいるといいね…お互いに…(笑)」

DH「……＾＾」

そんな切ない会話の後、車は家に到着した…。

「ありがとう♪＾＾」

DH「＾＾」

「気をつけて帰ってね＾＾」

DH「ん＾＾」

ドアに手を掛けた時…

DH「A」

「？？」

名前を呼ばれて振り返る…。

「ぁ、マフラー…」

DH「…そうじゃなくて…」

「…？？」

マフラーを取りながらドンヘの話を聞く…。

DH「来年…また…オレと…行く…？」

「…どこに？？」

DH「…今日の…店…」

「……」

ドンヘの顔を見たら、この前と同じ…少し…ううん…結構真顔…。

ドンへはいっつもそう。

こうやって、わたしの心を…気持ちをぐるぐるぐるぐる掻き回す…。

ドンへにとっては冗談でも、わたしはいちいちドキドキするのに…。

「…いーよ＾＾」

だから、わたしも仕返ししてやる。

DH「……＾＾はは…＾＾(笑)」

ほらー。困ってる。

「…＾＾(笑)行くね＾＾」

DH「ぇ？」

ドアを開けて、バタン！と閉めた。

そして部屋まで猛スピードで駆け上がる…。

やっぱりこれの繰り返し…。

気持ちの整理。→←匂い…。

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