気が付いたこと…。 ページ36
部屋に上がる時…もう一度顔中の涙を拭く。
リビングに、寂しげな背中…。
わたしの足音に気が付いたドンヘがこっちを見た。
DH「……」
「……」
きっと泣いたことは一瞬でバレてる…。
DH「…ミンスは…?」
「…帰った…。」
DH「…大丈夫…?」
「たぶ…ん…。」
DH「ミンスじゃなくて、Aだよ…?(笑)」
「ぇ…?ぁあ!わたしは…大丈夫…^^」
DH「……」
「…たぶ…ん…(笑)」
DH「……^^…。」
ドンヘと向き合うように、ソファに座る。
「……」
DH「……」
何か…言わなきゃ…。
「ごめん…ね…(汗)」
DH「…??」
「なんか…巻き込んじゃった…ね…(汗)」
DH「…ぁあ…、大丈夫^^」
「…^^」
すぐに会話が途切れる…。
何か考えてるわけじゃないけけど、気が抜けて、ぼんやりしてしまう…。
床に座ってるドンヘの手元に視線が行く…。
さっき…その手がわたしの手首を掴んだことを…
その手をパッと振り払ったことを…思い出した…。
DH「ミンスのこと…心配…?」
「ぇっ?(汗)」
手に見入っている時、突然のドンヘの言葉にびっくりした…。
DH「…行かなくて…いいの…?^^」
少しハの字になったドンヘの眉毛…。
「……ぃぃ…。」
DH「なんで…?アイツまだAのこと…子供だって出来てなかったんなら…まだ…間に合う…」
ミンスを見送ってすぐなのに…ドンヘのこの言葉に胸を痛める自分がいる…。
叶う…叶わない…は別として…
今日のこの一瞬で気が付いたことが幾つかあった…。
わたしの「好き」が…長い回り道をして、
また…初めての…あの場所に帰った…。
「…行った方が…いい…?」
拗ねた子供みたいに…不器用…。
「いい」って言われたって行けないくせに…。
DH「…ははっ(笑)なんでオレに聞くんだよ…^^(笑)」
ドンヘは…昔から…みんなに優しい…。
だから、惑わされてはいけないし、騙されてもいけない…。
「だって…さっき…止めたじゃん…」
DH「ぁ…あれは…(汗)咄嗟に(汗)」
そう…だからよく間違えるけど…
勘違いしてはいけない…。
「………」
DH「………」
黙ったままの二人…。
喉が渇いて立ち上がった。
DH「どこ行くの?(汗)」
「…ぇ…?」
立ち上がったわたしを見て焦ってるようなドンヘ…。
「お水…。喉…渇いちゃった…」
DH「……」
「…いる…?」
DH「ぃゃ…」
「……」
DH「…ディナー…行く…?」
わたしを見上げて聞いたドンヘ。
「…行く…^^」
Merry Christmas!→←さようなら…、ありがとう。
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どんちゃん(プロフ) - 最高です♪この小説のファンになりました///更新頑張って下さいね! (2013年4月24日 2時) (レス) id: 140061aa42 (このIDを非表示/違反報告)
ごんごん(プロフ) - もうきゅんきゅんです♪ すれ違いからのお互いをわかって同じ気持ちになれた 素敵です (2012年12月24日 6時) (レス) id: 709aae1201 (このIDを非表示/違反報告)
taimama(プロフ) - 幸せ過ぎます(^.^)梨子さんありがとう☆ (2012年12月21日 17時) (レス) id: 0a927acfca (このIDを非表示/違反報告)
ひょっくん(プロフ) - クリスマス+バラ+ドンへ=キュン死 (´ω`) (2012年12月21日 14時) (レス) id: abb7f299fb (このIDを非表示/違反報告)
みーな - やーん(//∇//)幸せ~♪ (2012年12月21日 14時) (レス) id: b178aed2c9 (このIDを非表示/違反報告)
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