first love...*Donghae...

名前…。 ページ32

「なんで…なに…してるの…？」

わたしの顔を見上げたまま立ち上がらないカレ…。

「ねぇ…(汗)」

しゃがんでカレの顔を…目を…見る…。

ﾐﾝｽ「…ぉかえり…」

「……(汗)」

潤んだ目と、お酒の匂い…。

「…酔っ払ってるの…？(汗)」

ﾐﾝｽ「………」

「こんなとこ…寒いから…(汗)取りあえず、立って？(汗)」

先に立ち上がって、ミンスを立ち上がらせようと腕を引っ張る…。

渋々立ち上がったけどフラフラなミンス…。

ﾐﾝｽ「仕事…？」

「…ぇ？(汗)」

ﾐﾝｽ「いつもより…お洒落してる…＾＾」

そう言って、手の甲でわたしの頬をそーっと撫でた…。

「ちょっと…(汗)」

今まで、お酒に酔ったミンスを介抱したことは何度かあったけど、
その時はフラフラ…なだけで、こんな風にボロボロ…っとしたミンスは初めて…。

「いつからいたの…？(汗)」

さっき頬に触れた手が氷のようだった。

ﾐﾝｽ「…んー…いつだろう…？？＾＾」

「…(汗)」

ﾐﾝｽ「ごめん…突然……」

俯きながらそう言った…。

「…」

ﾐﾝｽ「今日…クリスマス…で…」

「…？」

ﾐﾝｽ「…お前に……会いたかった…」

最後のほうは声が小さくて聞こえづらかったけど、なんとなく…伝わった…。

「…飲みすぎ…。帰らなきゃ…。」

どんな言葉がぴったりなのか…なんにもわからない…。

ﾐﾝｽ「…ぅん…」

鼻をすすりながら、動こうとしないミンス…。

「…結婚…」

ﾐﾝｽ「……」

「するんでしょ…？＾＾」

驚いた顔でわたしを見る…。

「ドンヘから…聞いた…＾＾」

ﾐﾝｽ「……」

「帰るとこ…間違えてる…＾＾」

唇を噛んで何かを耐えるミンスの顔が…
寒さを堪えきれない顔なのか…、今にも泣き出しそうなのを堪えてるのか…
わからない…。

だけど…そんなの構っていられないくらい…
わたしも動揺してる…。

ﾐﾝｽ「A…」

久しぶりに聞く…わたしを呼ぶ声…

「……(汗)」

ﾐﾝｽ「話…聞いてほしい…」

かちかちに固まるわたしの手に…また…カレの氷のような手が触れた…。

「…いい…やだ…」

首を横にぶんぶん振りながら、カレから一歩…二歩…後ずさる…。

ﾐﾝｽ「…A」

「もう…終わった…でしょ？わたしたち…」

ﾐﾝｽ「………」

「今更…やだ…(汗)何も…やだ…(汗)」

ﾐﾝｽ「A」

カレに呼ばれたすぐ後…

「A！」

被せるように呼ばれた名前…

「ぁ……」

振り向くと…そこに…ドンヘ…、、、

三人…。→←当日…。

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