当日…。 ページ31
お昼…
約束の時間よりも遅くなりそう…って言うドンヘからの連絡。
それなら…と、それに合わせてわたしもギリギリまで仕事を片付ける…。
ドンヘが終わるのを会社で待って、会社で拾ってもらおう!って思ってたのに…。
一応…何が起こるかわからない…と、朝会社からそのまま行けるように
いつもよりも丁寧にメイクをして、髪もセットして…
この前買った洋服も着てきた。
朝からその準備に梃子摺ってしまい、肝心のクリスマスプレゼントを持って出るのを
忘れてしまった…。
仕事を片付けながら、帰りに送ってもらった時に渡せばいっか…って考えてみたけど…
出来ればディナーの時に渡したい…。
時計を見ると21時を回っている…。
ドンヘは22時には行けると思う…って言ってた…。
「……ょし。」
デスクをパパーっと片付けて、バスに飛び乗った。
たぶん…ギリギリ…ドンヘが終わって家に来てくれる時にはわたしも家に着くはず…!
そのバスの中で、「ごめん!やっぱり家に迎えに来て^^(汗)」とメッセージを送ったけど、
まだ仕事中なのか返事はなかった。
こんな日に限って渋滞でノロノロ運転なバス…。
焦って逸るわたしの気持ちは裏腹に、家の近くのバス停で降りる時も
ドンヘからの返事はなかった。
時計を見ると、22時4分…。
ドンヘも遅くなるのかな…(汗)
バス停から、白い息を吐きながら早足で家に向かう…。
ぜぇぜぇしながら階段を駆け上がる。
軽快だった足取りがピタリと動きを止める…。
部屋のドアの前…
膝を抱えて蹲るように座り込む男の人…、、、
「………ぇ…」
顔は見えなくても、すぐに誰だかわかった…。
「…なん…で…?(汗)」
そこから動けないまま…驚きと戸惑いが口から零れる…。
わたしの声に気が付いて、ふと顔を上げた…。
寒さで…今にも消えてなくなりそうな顔…、、、
頭の中が一瞬で真っ白になって、
わたしの意思なんてどこに行ってしまったんだろう…って言うくらい…。
自分の体が自分のものじゃないみたい…
思わず、駆け寄った…、、、
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どんちゃん(プロフ) - 最高です♪この小説のファンになりました///更新頑張って下さいね! (2013年4月24日 2時) (レス) id: 140061aa42 (このIDを非表示/違反報告)
ごんごん(プロフ) - もうきゅんきゅんです♪ すれ違いからのお互いをわかって同じ気持ちになれた 素敵です (2012年12月24日 6時) (レス) id: 709aae1201 (このIDを非表示/違反報告)
taimama(プロフ) - 幸せ過ぎます(^.^)梨子さんありがとう☆ (2012年12月21日 17時) (レス) id: 0a927acfca (このIDを非表示/違反報告)
ひょっくん(プロフ) - クリスマス+バラ+ドンへ=キュン死 (´ω`) (2012年12月21日 14時) (レス) id: abb7f299fb (このIDを非表示/違反報告)
みーな - やーん(//∇//)幸せ~♪ (2012年12月21日 14時) (レス) id: b178aed2c9 (このIDを非表示/違反報告)
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