first love...*Donghae...

クリスマスの予定…。 ページ28

定番のクリスマスソングが流れる車内…。

何の思い入れもなく聞ける曲って意外となかったりするのかも…。

恋人に限らず、家族や友達…色んな思い出が蘇る…。

その記憶に乗っかるようにクリスマスムード全開のキラキラした街並み。

そして、一緒に歌うドンヘの甘い歌声…。

「………。」

DH「…？？(笑)」

つい…まじまじと見入ってしまった…。

「上手だね＾＾」

DH「！？(笑)…サンキュー＾＾(笑)」

「＾＾(笑)」

信号待ちで、効き過ぎてるヒーターを調節するドンヘ。

「ドンヘはクリスマスなにか予定あるの？＾＾」

DH「オレ？ぁー…」

「仕事以外で＾＾」

DH「はは(笑)ない(笑)」

「ぇー、そうなんだー」

DH「なんで？(笑)おかしい？(笑)」

「おかしくはないけど…(笑)ドンヘ今彼女いないの？」

DH「いないよ(笑)」

「ふーん…じゃあ、彼女になりそうなコー…とかは？？」

DH「いない(笑)」

「えー、そーなんだ。」

DH「なんで？(笑)気になるの？＾＾」

「…べつに。ただ聞いてみただけ。」

でも…そっか。
いたらわざわざ貴重な時間を割いてわたしとごはんには行かないか…(笑)

DH「Aは？＾＾なんか予定あるの？＾＾」

「………。」

DH「…？？＾＾」

「わざと聞いてんの？それ？」

DH「違うよ(笑)べつに男じゃなくても、友達とか色々あるじゃん(笑)」

「あぁー…どー…かな…何にも考えてないや。」

DH「(笑)」

当たり前のように、今年のクリスマスも去年と同じように
カレと過ごすんだろう…って思ってた。

今年のクリスマスには、何をプレゼントしようかなー…って夏の日のわたしは思ってた…。

相変わらずクリスマスソング特集な車内…。

DH「オレとやる？？＾＾」

信号待ちで、突然ドンヘが甘い顔でこっちを見て言った。

「……？(汗)」

DH「クリスマス＾＾」

頭に浮かんだ、不埒な考え…

あぁ…クリスマス…ね…＾＾(汗)

「え…ドンヘと…？」

DH「うん…＾＾オレと…＾＾」

なんか…

いつもと…ちょっと違う…。

いつもはきっと、優しい冗談に包まれてるドンヘの言葉とドンヘの笑顔…。

なんか…

違う…気が…する…だけ…？(汗)

「んー…ん…(汗)」

DH「？？(笑)」

「暇だったらね。」

DH「ははっ(笑)」

家に着いて、「部屋まで送る？？＾＾」って聞いたドンヘに、
「今日は大丈夫＾＾」と言って別れた。

そして、この日クリスマスの話をしてバイバイしたのに、
クリスマスの前にもう一度一緒にごはんを食べた…。

オレと。→←もう…。

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