first love...*Donghae...

鍵の行方…。 ページ25

さっぱりした後、倒れこむようにしてベッドへ逆戻りしたわたし…。

布団の中で、ぼんやりと目を閉じると昨日のドンヘとの時間が頭の中に浮かぶ…。

そしてその光景を思っては、頭痛が酷くなる…。

申し訳なさと、恥ずかしさでいっぱい…。

だけど体は正直で、知らないうちに眠り、
目を覚ました時にはもうすっかり夕暮れ時だった。

「………」

眠る前よりはいくらかすっきりした体。

枕元に置いてあるケータイを手にする。

ドンヘからのメッセージ。

DH「鍵、見つかった？？＾＾」

「………。」

お酒は飲んでいなかったとはいえ、ドンヘはもうしっかり働いているのに…。

わたしは一体何をしているんだろう…。

「昨日は本当にごめん…。鍵はあったよ＾＾ありがと＾＾」

メッセージを送信して、まだまだ眠れそうなわたしは目を閉じた。

閉じてまもなく、メッセージの受信を知らせる着信音…。

DH「どこにあったの？＾＾」

冷蔵庫…って言いたくない…。

ってゆーか…言えない…(汗)。

「内緒＾＾」

その数秒後…

〜♪

『着信 ドンヘ』

「……ぇ…？(汗)…もしもし…」

DH「どこにあったの？(笑)」

もしもし…もなしに、それ…(笑)

「…だから内緒…」

DH「なんで！(笑)だって昨日オレ探してたけどどこにもなかったもん(笑)どこにあった？(笑)」

「…そ…のへん…」

DH「だからどこだよ(笑)おしえてよ(笑)」

「やだ…。」

DH「…(笑)てゆーか…A寝てた？」

「…寝てないよ…？」

DH「ほんとに？なんか声が…ガラガラ…(笑)」

「！？(笑)昨日飲みすぎたから…酒…やけ…？(笑)」

DH「頭はどぉ？治った？？気持ち悪いのは？」

「うん…。ありがとう…。」

DH「べつに…(笑)オレは何にもしてないよ＾＾」

「ほんとに…色々…全部…ごめん…」

DH「大丈夫だから…(笑)心配しなくていいから…＾＾わかった？？」

「…ぅん…。ありがと…。」

DH「で？？鍵は？どこにあったの？」

「…(笑)」

DH「気になるじゃん！(笑)」

「冷蔵庫…」

DH「？？」

「冷蔵庫の中に…。大事にしまってあった…みたい…＾＾(汗)」

DH「ははっ(笑)冷蔵庫！？(笑)」

「…ぅん…＾＾(汗)」

DH「はははっ(笑)すごい！最高！(笑)それはわからない…(笑)」

電話の向こうで大爆笑しているドンヘ。

誰かがドンヘを呼ぶ声がしてそれからすぐ電話は終わった。

電話の最後、何故かドンヘは「また連絡する＾＾」と言って切った。

次に連絡があったのはその３日後だった…。

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