【鬼滅の刃】赤髪の少女 (ページ38)

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鴉に言われて着いた所には大きな家があった。

炭「血の匂いがするな…
でもこの匂いは((善「えっ？何か匂いする？」

ちょっと今まで嗅いだことがなi((善「それより何か音しないか？あとやっぱり俺たち共同で仕事するのかな」」

ことごとく炭治郎の言葉に被せていく善逸

というか、音ってなんだろう？
そんなものは聞こえないが。

強いて言うなら、何かもやっと変な色が見えるくらいだ。

炭「音？

!!」

炭治郎が何かに気付いたようなので、私もそちらに目を向ける。

そこには子供＿おそらく兄妹だろう＿がいた。

善「子供だ…」

炭「どうしたんだろう。

こんな所で何してるんだ？」

炭治郎が声をかけると、その子供はガサッと後ずさった。

怯えているのか。

私は炭治郎に近づき善逸の雀を渡す。

すると、炭治郎は私の頭を一撫でし、子供たちの方に向き直った。

炭「じゃじゃーん手乗り雀だ!!

可愛いだろ？」

雀をみた子供たちはへたへたとその場に座り込んだ。

炭「何かあったのか？そこは二人の家？」

男の子「ちがう…ちがう…

ばっ…化け物の家だ…」

炭治郎の問いかけに男の子はそう答えた。

男の子「兄ちゃんが連れてかれた。夜道を歩いていたら、俺たちには目もくれないで兄ちゃんだけ…」

貴方「あの家の中に入ったんですか？」

男の子「うん…うん…」

つまりこの家は鬼の住処ってことか。

その後も炭治郎は男の子の話を聞いていた。

すると突然片耳を塞いだ善逸が言った

善「A、炭治郎
なぁ、この音何なんだ？気持ち悪い音……
ずっと聞こえる。鼓か？これ…」

またもや、音が聞こえるという善逸。だがやはり変な音は聞こえない

貴方「音なんて」

聞こえない、と続けようとしたら
ポンポンポンポンと音がして家から人が降ってきた。