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「それだけ元気なら大丈夫ですね、さようなら!!」
??「待って!!待っ…」
みつあみの女の子は怒った様子でそう言い放ち、金髪少年を放って帰っていった。
??「何で邪魔するんだ…
何なんだよその顔!!」
その言葉に炭治郎の顔を見てみると、変なものでも見ている様な顔をしていた。
??「やめろーっ!!何でそんな別の生き物見るような目で俺を見てんだ!!
お前ら責任とれよ!!お前らのせいで結婚できなかったんだから!
何か喋れよ!!」
今もただ少年を見ている炭治郎の代わりに私が口を開く。
貴方「何故そうなるんですか。彼女には結婚を約束した人がいると言っていたじゃないですか」
??「そんなの知るか!!お前らが邪魔したからこうなったんだ!
俺はもうすぐ死ぬ!!次の仕事でだ!!俺はなもの凄く弱いんだぜ、舐めるなよ。俺が結婚できるまでお前らは俺を守れよな!!」
少年がそんなことを言うもんだから、この人には理屈が通じないのだと悟る。そんな時炭治郎が口を開いた。
炭「俺の名は竈門炭治郎だ!!」
貴方「……えっと、竈門A」
??「そうかい!!ごめんなさいね、俺は我妻善逸だよ!助けてくれよ、A、炭治郎」
そう言って私の腰にすがりついてくる。
善「女に騙されて借金したんだよ!借金を肩代わりしてくれたジジイが"育手"だったの!!」
すると今度はブリッジの状態で叫ぶ善逸。遠目に見てもヤバイ奴だということが分かるだろう。
もうかなりヤバイ状態なので、炭治郎と共に善逸が落ち着くのを待った。
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作者名:夜百合 | 作成日時:2017年12月1日 21時