【鬼滅の刃】赤髪の少女 (ページ2)

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正月が近づいてきているある日

炭治郎は今日も炭を売りに出かける

茂「兄ちゃん今日も町に行くの？」

花「私も行く」

竹「えーっ!？」

そう言って駄々をこねる妹達。

貴方「だめだよ、兄さんみたいに速く歩けないでしょ」

そりゃ炭治郎について行きたいっていうのは、分かるけどさ。そう思いながらもどうにかして諦めさせようとする。

茂「姉ちゃあん」

貴方「…だめ」

一向に諦めようとしない妹達を見て、これは面倒臭いなと思っていたら、母さんが口を開いた

葵「今日は荷車を引いて行かないから、
乗せてもらって休んだりできないのよ」

それでも一緒に行きたいようで、茂は炭治郎に抱きつく

炭「竹雄。できる範囲で構わないから少し木を切っといてくれ」

竹「そりゃあやるけどさぁ。一緒にやると思ってたのにさぁ」

口を尖らせて、少しいじけた様に言う弟、竹雄に話しかける。

貴方「じゃあ私が一緒にやるよ、竹雄」

竹「え、いいのか？よっしゃっ!!」

そういうと喜ぶ竹雄
我が弟ながらかわいい奴だ。

茂「早く帰ってきてね」

花「気をつけてねー」

そんなこんなで炭治郎を見送った後、私と竹雄は木を切りに行った。

そして日は暮れた。

けれど炭治郎は帰って来ない。

そんな時だった。

私達家族に不幸が訪れたのは