0.6話「いつも通りじゃない登校」 ページ9
あれから何分たっただろうか。
俺達3人もあいつら5人も話すことを話し切って、
普段は短いはずの時間も、長く感じる。
そんな沈黙を破ったのは
「ねぇねぇー！今日、転校生が来るんだってー♪」
弾んだ声で話す安土桃山だった……って
え、
え！
〔〔〔えええぇぇぇぇぇぇぇぇっっっっ！？〕〕〕
「「えーっ！」」
俺達もあいつら2人も驚きを隠せず大声で驚く。
そりゃあ、そうだ。
転校生が来るなんて機会はあまりないだろう。しかし、俺らの学校は
“2年に１回でどこかの学年のどこかのクラス“
という最悪的頻度だ。
1年の頃、男子でも女子でもいいから誰か来いと皆で願っているのを覚えている。
俺は〔マジか。〕と言い、
イサムは〔ｳｵｵｵｵｱｱｱｱｱｱｱｱｱｯｯｯｯ!!!!!〕と全身で喜び、
シゲルは〔ってか、誰情報？？〕と言う。
「くるみちゃん、それ誰から聞いたの？」
そのシゲルの質問を繰り返すかのように、三原色が言った。
これで『ドッキリでしたーー！！』なんて言われたら…。
考えたくないけど、安土桃山なら有り得る。
この質問に対し、
「先生だよー。」と、安土桃山がまた嬉しそうに言った。
少々疑ったが、あいつらの会話を聞いていると、昨日の放課後に聞いたらしい。
(ありがとう、神様、仏様、女神様。)
俺は心の中でそう思った、そして、
今日は雷でも落ちるのか…？
と、本気でそう思った。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
棘杖（とげづえ）
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
やゆり(プロフ) - 苗木さん» 観覧、コメントありがとうございます！確かにみかんちゃんはウチでしたね、指摘ありがとうございます！訂正しておきますm(*_ _)m そろそろまた更新する予定なので今後ともよろしくお願いします！！ (2019年10月11日 23時) (
レス) id: 71fe60554b (このIDを非表示/違反報告)
苗木 - とても面白かったです! 続きは気長に待ってます(*´・ω-)b。 一ヶ所だけ気になったのですが、みかんの一人称は確か「ウチ」だった気がします。間違ってたらすみません(-人-;) (2019年10月5日 21時) (レス) id: 08dcfb47a9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：やゆり | 作成日時：2019年8月20日 16時
