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零の言葉を聞いてAは目を見開く。
零「壊れるにはちと早いぞ？」
A「・・・・それも・・・・そうね」
とのっそりとだが顔をあげて前を見る。
美琴「綾斗お兄様はあれが欲しいのでしたね。須藤。言われたもの、持ってきていますわよね？」
須藤はとある写真を前に出した。
2人の少年少女とその母親らしき姿。
途端にEINDEと美琴はステージから一気に落とされた。
須藤の手には写真はもうない。
「君達が物理で行くなら俺も物理で行く。けど加減はしない」
Aはさらに目を見開く。
「君達は約束を守ってくれると思ったけど違ったね。もう三度も破っている。じゃあ俺が大人しくお部屋に閉じこもっている理由もないわけ。姉さんが泣きそうなら俺が退治するし姉さんが苦しい思いをしてるなら俺も背負う。姉弟ってそんなもんだろ？」
そこに立っていたのは零やAと似たような黒髪とワインレッドの目をした少年だった。
美琴「けほけほっ・・・・どうして貴方が・・・私の、私だけの美郷！」
美郷「俺は元々誰のでもないよ。強いて言うなら俺の。姉さんだって綾斗のじゃないのと同じ。俺はあんたに従ってれば姉さんが母さんに会えるって聞いたから言うことを聞いていただけ。まぁそんな話自体嘘だったみたいだけど。結局母さん死んじゃったし。ムカついた。すっごいムカついた。だから全員ぶっ飛ばそうとはせ参じたわけだね。あと姉さんに会いに来た」
小牧「此処は退いた方が。夜のあの姉弟を敵に回して良いことは何もありません」
その言葉に全員逃げていく。
そして美郷は旗をちゃんと戻すと来るっと振り返る。
満面の笑みだ。
美郷「姉さん！！会いたかった！！」
と走ってこようとしたが目の前で転んだ。
その様子を見たAは噴き出す。
そして美郷を抱きしめた。
A「良かった・・・・良かったわ・・・・」
零「しかし、お主の部屋は鉄格子に囲まれておっただろう」
美郷「壊した！」
奏多「みさとはあいかわらずたんちょうでおもしろいですねぇ」
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dragonkotataka(プロフ) - 失礼なのは承知ですが、お話の内容があまり頭に入ってきません (2020年6月9日 19時) (
レス) id: c8b2391e71 (このIDを非表示/違反報告)
大貴@眠い(プロフ) - なずなくんの漢字が違います。仁兎って書きます。読み方は、あってますが。。。なずなくんの推しとしては、間違えて欲しくなかったです。ごめんなさい。 (2019年9月20日 17時) (レス) id: ffd2ea8bcc (このIDを非表示/違反報告)
蜂の巣 - すみませんが【32話】が抜けてますよ。 (2019年9月4日 23時) (携帯から) (レス) id: d5ccda77cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：弥生 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=hakuoukiyayoi http://
作成日時：2019年8月10日 17時
