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九条Aは今、生徒会から呼び出されて生徒会室に居た。
天祥院「久しぶりだね。A」
A「挨拶はさっき済ませたからさっさと本題に入ってくれないかしら」
天祥院英知の改めての挨拶を遮ってAは淡々と言い放った。
天祥院「君の力が借りたくてね」
A「・・・・もう何もできることはないわ。それに、そんな資格はないのは貴方が一番知っているはず。それだけなら失礼するよ」
蓮巳「待て。あれは英智が無理矢理・・・・」
A「たとえそうだとしても止められたかも知れなかったのに止めなかった私に貸せる力なんて何もないよ。無力だ」
そういってAが扉に手を掛けようとするとノックが聞こえて来た。
Aは一瞬振り返る。
英智「僕が呼んだんだ。どうぞ」
失礼します。と男子生徒が入って行く。
Aは男子生徒の荷物をじっと見てから少し苦虫を噛んだ顔をしてそのままドアノブに手をかける。
その様子を見た1人の男子が口角をあげた。
「失礼します。今度のfineのライブでの演出とメイクについて一つ言えることがあります」
英智「ん？何かな？」
「僕は九条Aだとかいう女子生徒よりずっといい演出とメイクができます」
その言葉に蓮巳が口を開きかけたがAが片手で制した。
蓮巳は驚いてAの方を見るとすでに生徒会室の椅子一脚に腰を下ろして静かに見据えていた。
演出の話を聞いているときは時々鼻で笑いながら生徒会の記録を呼んでいた。
そしてメイクの実演まで終わって男子生徒たちが見たかとAを見た。
しかしAは男子生徒たちが持ってきたメイク道具をしげしげと見つめていた。
そしてまじまじと天祥院の顔を見てやはり鼻で笑った。
A「下手ね。よくこの程度で人を下に見ることができたわね。演出も同じことがいえるけどまぁ、貴方達の傲慢さを考え見れば当然の結果ということかしら。本当に汚いメイク」
鞄からメイク落としを取り出して綺麗に天祥院の顔からメイクを落としていく。
A「英智、私を見て」
とAは静かに天祥院に呼びかけて男子生徒たちが持ってきたメイク道具を使ってメイクをしていく。
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dragonkotataka(プロフ) - 失礼なのは承知ですが、お話の内容があまり頭に入ってきません (2020年6月9日 19時) (
レス) id: c8b2391e71 (このIDを非表示/違反報告)
大貴@眠い(プロフ) - なずなくんの漢字が違います。仁兎って書きます。読み方は、あってますが。。。なずなくんの推しとしては、間違えて欲しくなかったです。ごめんなさい。 (2019年9月20日 17時) (レス) id: ffd2ea8bcc (このIDを非表示/違反報告)
蜂の巣 - すみませんが【32話】が抜けてますよ。 (2019年9月4日 23時) (携帯から) (レス) id: d5ccda77cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：弥生 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=hakuoukiyayoi http://
作成日時：2019年8月10日 17時
