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案外犯人は呆気なく捕まった。

Revelが本気を出したのか、タマの情報がそれぐらい凄いものだったのか。

たぶん両方だろう。

喜ばしい事でもあり、一人の男にとってはもう寝不足に悩まされる必要がなくなったわけだ。

しかし、その男の顔が浮かない。

桧山「どうしたんだ?」

大谷「いや、うん。俺が悪いんだけどさ。結構来るなって思って・・・・」

槙「・・・タマさんのことか?」

大谷はバレたかと笑う。

神楽「それ以外気にかけることあるの?」

大谷「んー・・・たぶん俺が本気になったの感じ取ったんだろうね。この件が終わった瞬間に居なくなったよ。帰ってきた形跡も全くない」

桧山「・・・自分で提示した条件なら仕方ないだろう。それが契約だ」

大谷「分かってるよ。俺も本気になる予定なんてなかったし・・・」

泉「九条さんとかはタマさんのこと知らないんですか?」

九条「カナメ」

カナメ「・・・俺だってよくわかってないよ。ただ」

タマ「おっじゃまー」

とタマは堂々と入って行く。

同時に桐嶋は九条の前に立つ。

タマはそのままカナメの前に立つ。

タマ「お、場所譲ってくれたんだー」

桐嶋「だってお前カナメ守りに来てんだろ?強いし良いんじゃないか?」

「くそ!あの女がいるってことはバレたか!」

「しかたねぇ一気に数で仕留めるぞ!」

そう言ったのも束の間。

あっという間に二人に制圧された。

カナメ「ねぇ。誰に頼まれたの?」

タマ「分かっていて聞くのは良くないね。確かめるすべなんていくらでもあるのに」

カナメ「じゃあなんで受けたの」

タマ「何も知らない子に話すことはないかなー。まぁ嫌かもだけどもーちょっと耐えといて?あの人の事だからもう少しで終わらせるかだろうからな」

「お前・・・俺達を裏切る気か!」

タマは笑う。

タマ「んー・・・・とりあえず黙っとけ」

と一人気絶させると他の男達も開きかけた口を閉ざす。

タマ「それじゃあこっちも予定あるからまたね」

大谷「もう行くの?」

タマ「用はないからね」

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名無し - 面白いストーリーでした。次のお話も待ってます。 (2019年4月8日 15時) (レス) id: da9fdee598 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:弥生 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=hakuoukiyayoi http://  
作成日時:2019年4月4日 23時

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