【ヒロアカ】3 転生したらチートで愛されてるとかお決まりなんですか？ (ページ33)

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開いた差の違いページ33

Aの問い掛けに誰も答える事が

出来なかった。

何故なら少なからず、全員が思っていたのだ。

何処かで見返せる、そんなに差がないと

チャンスなんていくらでもある。

A組に勝てると。

自分達も同じヒーロー科だから、と。

だが実際には、見返す所か

差をつけられ、先に進まれてしまった。

読みも、見据える先も、何もかもが違った、と。

鉄哲「っ‼俺達の・・・覚悟も、目標も、全部

甘かったて言いてーのかっ⁉⁉」

『そんなん言う為に来る訳ないじゃん。

そんなに甘かったら、とっくに挫折してるでしょ？

なんたって雄英だよ？

上なんて、腐る程に居るんだから。』

拳藤「なら、何を言いに来たのさ？」

『経験と危機感を強めたA組と

基礎と基準を固めていたB組・・・差は、何？』

物間「何ってさ？

A組とB組で教わったモノが違うだろ。」

『うん。

ヴィランの妨害により行われなかった授業の

代わりとして

B組とは違う事をA組は、教わった。

なら、授業を行っていたB組は、何を教わった？』

塩崎「何を仰りたいか、見えないのですけど。」

『分からない？

私達A組と君達B組・・・差なんて

最初から同じくらいあるんだよ。』

鉄哲「同じくらいの差？」

『授業で学んだB組と学べなかったA組。

経験を手に入れたA組と手に入れられなかったB組。

これなら、分かる？』

円場「差の大きさは、僕達も君達も同じ。

変わらないと？」

『そ！今回のトーナメントにB組が

出れなかったのは、別に実力の差は関係なく

私達、A組への読みが甘かった事だ。

現に爆豪、予想以上にしつこかったでしょ？』

小大「うん。」

庄田「ですが、此処で開いた差は・・・。」

鱗「結局、変わらねーよ。」

『私達は、授業をまともに受けてないんだ。

足場を固めた君達が先に埋められるんじゃないの？

差の埋め方を知ってるなら。

何より、此処で諦めるつもり無いんでしょ？

じゃなかったら、後悔も反省もしてないし

A組に食って掛からないってwww』

B組「‼‼‼」

そう言ってAは、B組の元を離れて

A組の女子達の所へ向かった。

残されたB組は、最初とは違い沈んだ空気を

していなく、逆に何処か、燃えていた。

鉄哲「おっしゃーっ‼‼逆に差をつけてやるぜ‼‼」

物間「敵に塩を送るなんて、馬鹿な一位だね。」

拳藤「皆‼ウチ等も負けてられないよ‼」

B組「おう‼‼」