【ヒロアカ】3 転生したらチートで愛されてるとかお決まりなんですか？ (ページ16)

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騎馬戦5 ページ16

by尾白猿夫

白黒さんに抱えられて空に向かって飛ぶ。

いつの間にか、周りに青空が広がる。

尾白「えっと・・・飛び過ぎじゃない？」

『問題無い無い‼さて‼

今のうちに用意しなきゃね‼』

白黒さんは、そう言って体育着の袖を捲り上げて

腕から布を創り出した。

八百万さんの“創造”の個性だ。

心操「何を造ってんだ？」

『秘密♡』

・・・？

青山「これから、どうするんだい☆」

『取り敢えず、時間を潰す‼』ニコ)

白黒さんは、そう言ってイタズラを楽しむ

子供のような笑いをして作戦を教えてくれた。

そして何故、場外と審査されるかもしれない

リスクを背負ってまで空に来た意味が分かった。

でも、少し引っかかる所があった。

尾白「姿を消せるなら空に来なくても

あそこで出来たんじゃ。」

『それじゃ、ダメなんだよ。

私達が姿を消しても、いずちゃんも1000万を

持ってるから、接触したら巻き込まれるし

何かの拍子で騎馬が崩れたり

ハチマキを失くしたり

感のいい人に気づかれるかもしれないからね。』

成る程、確かに一理あった。

爆豪は、特に感が鋭いし白黒さんの幼馴染だから

何をしでかすかも分かるかもしれない。

此処(空)に来た方が感付かれる可能性が低い。

心操「けど此処じゃあ、いくら煩い

プレゼント・マイクの声も聞こえない

見えないから、状況が分からない。」←

『サラッとプレゼント・マイク先生の悪口を。

まあ、正論だけど。』←

白黒さんも意外と毒を吐くんだね。

でも心操の言う通り、下の状況が分からないと

どうにも動きづらい。

『大丈夫だよ、私には、視えてるから。

“個性ズーム”＆“イヤホンジャック”を使ってる。』

・・・本当に白黒さんは、なんでもアリだね。

峰田達が、チートだ、無双だ、最強だって

騒いでるのが、良く分かったよ。

本当にチートだ。(汗)