【ヒロアカ】２ 転生したらチートで愛されてるとかお決まりなんですか？

USJ事件15 ページ40

byA

目が覚めると、白い天井が映り込み

ほんのりと消毒の香りが私の鼻をかすめた。


『・・・保健室。』


そうだ、傷を治した後にそのまま寝たんだ。

誰かに運ばせちゃったのか・・・申し訳ない。

だけど、私に惚れてる幼馴染組は、やめてくれ。

嫉妬の矛先が私に来るから。←

なんて呑気に思ってたら、カーテンが開かれた。


リカバリー「起きたかい？」


『リカバリーガール』


リカバリー「あんたにお客が居るよ。」


私に客？と思いカーテンの向こうを見ると

不機嫌そうにしている、幼馴染組と

トゥールファームオールマイトと塚内さんがいた。


『えっと、警察の方ですか？(演技、演技)』


塚内「申し遅れたね、私は塚内 直正だ。

嗚呼、オールマイトの事は、知っているから

安心してくれ。」


『は、はい・・・それで、警察が私に？』


爆豪「とぼけんな、今日の襲撃の事だよ‼

テメェーが串刺しにされる前‼

あの柚希 香織ってお前のなんなんだ⁉」


『えっと母親・・・だよ。』


轟「俺達は、お前の母親を知っている。

今日、見た奴は、初めてだった。」


『そりゃあ、そうだよ。

あの人は、私の前の母親。

今の母親は、白黒 雪歩さん。

だけど正真正銘、私の母なのは、確か。

今は、これしか私は、知らない。』


緑谷「でも今日、現れたのが母親なら

なんで、Aちゃんを・・・。」


『いずちゃん・・・気にしなくていいよ。

母親の事は、娘の私が一番、知ってるから。

・・・話から脱線ですね、すみません。

えっと、証明するモノがありませんけど。』


塚内「大丈夫、君をヴィランと、思っていない。

だが逃走したヴィランの１人に求婚されるとは。」


『あはは、私もビックリですよ。』


塚内「そうか、ありがとう。」


塚内さんにお礼を言われて事情聴取は、終わった。

その後、雪歩さんが車で迎えに来て帰宅となった。

結局、私は謎を増やして終わらせてしまった。


ー車の中ー

『お母さん・・・心配させてごめんね。』


雪歩「気にする事は、ないわよ。

Aは、個性でも人柄でも、強いもの。」


『私がもし・・・お母さんの偽者の娘だったら

・・・どうする？』


雪歩「それでも私は、Aを愛するし、味方よ。

Aは、A、他の誰でも無い。

私の自慢の優しい強い娘よ？

誰が何と言おうとね。」


『・・・ありがとう。』

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