【ヒロアカ】２ 転生したらチートで愛されてるとかお決まりなんですか？

主人公の個性２ ページ14

byA

私は、いつもよりも真剣な顔をした幼馴染である

三人の顔を見て、一つだけ溜息を漏らした。


『少し、私の個性の話をしよう。』


自分で、言ってしまうが

私は、自分の事をペラペラと語るのは、苦手だ。

だから、簡単に言わせて貰う。


『ザックリ言うと私の個性は、完璧じゃない‼』←


幼馴染組「ザックリ過ぎだろ‼説明しろ‼」


『・・・なら、事情を知らない人や

上部の個性しか見ていない人からすると

私の個性は、どう思うだろう？』


緑谷「どう思うって・・・無双伝説？」←


爆豪「チート」←


轟「最強」←


『おい・・・おい。

お前等さ？人の事、言えないだろう。

まあ、いいや・・・。

無双・チート・最強、それは、認めるよ。

自分でも納得が出来てしまう程にね。

だけど、それは少し “違う” 。』


幼馴染組「？？？」


『じゃあ、最初は、“ キャパ ” の話をしようか。

誰にでも持ってる個性の限界を示す “ キャパ ”。

私のキャパは、知っての通り【無痛】

つまり、痛みが無くなる訳だ。

周りは、痛みを感じるのが“怖い”でしょ？』


轟「好き好んで痛みを感じたがる奴なんて

そうそういねーだろ？・・・変態以外はな。」←


『まあ、そうだけど。私は、変態じゃないから。 ←

だけどさ？

私は、痛みが身体の警告だと思ってる。』


爆豪「警告だぁ？」


『そう‼

だから、痛みが分からない＝警告が分からない。

例えば

熱過ぎれば、火傷をする。

冷た過ぎれば、低温火傷や凍傷になる。

痛過ぎれば、感覚が麻痺を起こす。

血を流し過ぎれば、貧血や出血死する。

なら

それらを感じなくなれば、どうなる？』


爆豪「どれもこれも

下手に大きくすれば、死ぬだろうな。」


『じゃあ、もしも。

ナイフで何処かを斬られたとする。

そのナイフに死ぬかもしれない毒が

塗ってあったら？

もし、痛みで怪我に気づけるとしたら？』


爆豪「ゾッ)・・・! 」


『そう、痛みは、身体の危険だと教える重要な

サインでもある訳だ。

これは、考え方に寄っては、大きいデメリットだ。

・・・そう私は、考えてる。』


私は、痛みを感じる事が出来なくなったら

それにすら、気づかなくなっていたら、確実に

自分から死にに行くような行為だと思う。

自分で自分の危険が分からない。

これは、とても危険なデメリットだ。


『・・・じゃあ。

次は、私の “ 個性 ” について話をしようか。』

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