《銀魂３Z》メチャモテ番長…ｳｿｳｿ。メチャ夜兎番長！

第８戦 赤面。 ページ9

いきなり怪しいと言われたAは、とりあえず否定し、
最後にいつもよりキラキラ感を増加させた笑みで土方の名前を言った。

すると土方は思わず赤面していた。


「あっれぇ〜？どうしたの？顔赤くしちゃって♪
…てゆーかさぁ、校長室ってどこ？＾＾」

「あ、赤くねェよ！
…こ、校長室はここ真っ直ぐ行って左行ってすぐのところだ。」

「そっか、ありがと。十四郎クン＾＾♪」


Aの笑顔に、またしても赤面し、

(ちょ、俺何ィ！？ドキドキしすぎぃ！！
…いや、これは病気だ。ドキドキなんざしてねェっ！！)

と土方は心中で叫んでいた。


「何してんでさァ、土方さん？顔、赤いですぜィ？」


Aが校長室に向かってすぐに話しかけてきたのは、
愛用しているアイマスクを指でクルクルと回している沖田総悟だった。


「な、なんでもねェよ。」

「ふーん。そうですかィ。
俺ァてっきり土方さんが運命の人にでも会ったのかと思いやしたよ。」

「ちがうわっ」


総悟はクスクスと笑う。


「そうですかィ。まぁ、また会えるといいですねィ。
運命の人に。それじゃ。」


最後のところで総悟はにやにやしながらパッパと行ってしまった。


「こんのやろー！総悟のやつ…あとでぶっ潰してやる…
だいたい俺にゃマヨネーズしかいねェっつの。」

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