団長、そろそろ通報していいですか？

24話 ページ26

｢Aはさ、あのまま抱かれるつもりだったの？｣



久しぶりに口を開いた団長から出てきたのはそんな言葉。

確かに、私あの後どうしてたんだろう。

団長が助けに来なかったら、と考えると鳥肌が立つ。






｢Aは強いよ。ただ、それ以前に女だ。



自分の体は大事にしないと｣






困ったような笑みで言われて、団長が何で怒ったのか少しわかった気がした。


数多の戦場を生き抜いても、男より強くても、
いざ、襲われそうになって何も出来なかった。



今回は、反省するべきだと自分でも思う。





『団長、ごめんなさ…ん！？』


｢…ん、反省してるのはいいけど、この状況どうする
つもりだい？｣






........忘れてた。謝るより先にこいつをどうにかしないと。

でも、馬乗りされてる状態で足も使えないし、団長の力に敵うはずもない。




(マジでどうしよう........！)





なんて考えていると、何やら団長が私の手を掴んで自分の方へ引き寄せた。



｢早くしないと、Aの下着姿で俺のこんなになっ
てるんだけど｣



引かれた手に触れたのは、硬く、大きくなってる団長の...............



『な、ななななな/////////////！！！』




私人生で1番赤面してるかもしれない。


｢そうゆう反応されると本当にやばいんだけど｣


なんて言ってさらに大きくなりやがった。




強い力で手を押さえつけられてるせいで団長のがずっと触れてる状態だし、

心臓は破裂しそうだし、恥ずかしくて目も合わせられないし、

知らないうちに胸も揉まれてるし、


色々混ざりあって何がなんだかわからない。




(アホ提督よりもタチが悪いかもしれない........)

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