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Dieciocho♪ ページ18

弥生「ざけんな死ね」

山崎「酷くない!?」

ここにきて最初の大仕事がこれって...

弥生「何で吉原で働かにゃならんの?」

山崎「しょうがないでしょ、攘夷志士を捕まえるためなんだから。ヤクとか遊女拐いとか色々やってるらしいし。今までは俺がやってたんだよ?」

弥生「抱かれる時にバレるでしょうに」

山崎「抱かれてないから!」

そう、吉原に潜入することになった。

局長はストーカー、副長は書類、沖田隊長はサボり、

斉藤隊長は今朝からずっとここで書類or寝てるので

必然的に山崎先輩が来るのだ。

弥生「私の貞操が危うい」

山崎「大丈夫小型無線付けとくから、抱かれそうになったら無線で呼んで」

弥生「了解でーす」

で、実行が夜なんだよね。

弥生「変装したいんでここらのウィッグやらなんやら借りますよ」

山崎「わかった」









変装後の格好は

茶色のショートカットにピンクのカラコン、

化粧を少ししている。

こんな感じかな。

山崎「うわ、別人みたい!」

弥生「ようこそ、おいでくんなまし」

山崎「すっかりなりきってるね!弥生ちゃん!」

弥生「弥生?わっち の名前は紗良でありんす」

山崎「あ、もう入りきってるわ」

弥生「冗談です!」









で、遊郭に入り客をもてなす時間になった訳だが

客1「紗良ちゃん色っぽいな〜!可愛いし話し上手だし、ほんとに新入り〜?花魁じゃないの〜?www」

弥生「ありがとうございんす。実はわっち、あきないびとの娘でして。しかし父がならず者で借金が膨れ上がり、やむを得ずここに。真にわっちを愛してくださるならば、買っては頂けありませんでしょうか」

客2「え〜?買いたいのは山々だけど、俺ら買うだけのお金がねぇんだよな〜。だから、今夜は俺と楽しもう?」

弥生「もちろんでありんす。ぬしたちを快楽の園へと誘ってあげんしょう」

結構引っ掛かりやすい、こいつら。

もしかしたら結構な情報引き出せるのでは...?

私は男の近くに寄り、自分にある最大限の色気を使って

核心に迫っていく。

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作者名:愛罹 | 作成日時:2019年6月4日 16時

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