最終話 ページ44
「咲は東京かー…、寂しいな」
咲『また定期的に戻ってくるし！A勉強頑張って』
「咲も、頑張ってね」
咲『よーし、最後にいっぱい写真撮ろ！』
.
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今日は卒業式。
高校を卒業すると、会わなくなる人がほとんどで
そう思うと、しんみりする。
思いつく仲いい人皆に手紙を書いて、交換した。
周りを見ると、告白してる人やったり
ボタンを貰ってる人もいる。
未だにこういう文化はあるらしい。
物思いにふけってると、
倉『A』
「あれっ⁉忠義仕事じゃ…」
倉『内緒でちょっと抜けてきた笑』
「え、それ大丈夫…」
就任式から約4ヶ月、私達は仲良くやってる。
やっと敬語も抜けてきて、結婚するって実感も湧いた
まぁ結婚式、2週間後やし…笑
倉『どうしても卒業祝いたくて』
「ありがとう」
倉『あと誕生日。はい、プレゼント、手出して』
「え、これ…」
手を出し、忠義に渡されたのはボタン。
倉『俺あれから必死に考えてさ。もしかして第二ボタン欲しいってことかなって。
当たり？』
私の欲しいもの。
第二ボタン。でも、忠義は同級生じゃないし。
はんば諦めとったんやけど…。
「まだ持ってたの？」
倉『おかんに言ったらまだ制服残しとるって言うから。当時俺誰にもあげてなかったから』
「嬉しい……」
倉『Aにあげる為に？(ﾆﾔｯ』
「それほんま？笑」
倉『ふふん。左手、出して？』
「次はなに？笑」
左手を出すと、忠義が真剣な顔になって。
どうしたんかな？
.
.
.
倉『改めてA、俺と結婚してください』
暗黙の了解みたいな感じ。
私は正式にプロポーズは受けてなかった。
無いって、思ってたから…
「うぅ…、」
倉『ほらもう、泣かんの笑』
「だって嬉しくて、」
倉『返事は？』
「もちろんです…、よろしくお願いします」
倉『ありがとう(ﾆｺｯ』
スッと薬指に指輪がはめられた。
.
.
多分、今世界一幸せな気がする。
今まで運命信じてるとか、って笑われてきたけど
信じてて良かったと思うし、
忠義に出逢えて良かったって、心から思う。
.
.
END.
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いちごミルク(プロフ) - いっちーさん» 初めまして！安田くんの方にも目を通して頂きありがとうございます！ひっそりと裏で繋げておりました…笑 そう言って頂けて、ものすごく嬉しいです！！これらも頑張ります！ (2017年11月19日 0時) (
レス) id: 6d7d7a26af (このIDを非表示/違反報告)
いっちー(プロフ) - 初めまして！！ 先に安田さんのお話を読み始めたので、こちらのお話を読んでいると「あれっ！？話が被ってる！！」と気づいて嬉しくなりました！ 読んでいて情景が物凄く伝わってくるので、読んでいて楽しいです！ これからも楽しみにしています！ (2017年11月18日 18時) (レス) id: e3ca5648b8 (このIDを非表示/違反報告)
いちごミルク(プロフ) - ももかたそさん» いえいえ！全然大丈夫ですよっ。分かりました！ (2017年11月6日 16時) (レス) id: 6d7d7a26af (このIDを非表示/違反報告)
ももかたそ(プロフ) - いちごミルクさん» 間違えて普通にコメで書いてしまいましたw 遅くなりましたがひらがなで大丈夫です！ (2017年11月6日 15時) (レス) id: b086f55b59 (このIDを非表示/違反報告)
ももかたそ(プロフ) - 返事遅くなってしまってすみません！ひらがなで大丈夫ですよ (2017年11月6日 15時) (レス) id: b086f55b59 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いちごミルク
x他1人 | 作成日時：2017年9月14日 20時
