嘘と正直【Side青】 ページ4
「ねえ〜横山くん〜〜 なんで教えてくれへんのぉ〜？」
「アホかお前…絶っっ対に教えへんわ！！」
楽屋の隅で 作った曲小さく口ずさみながら、「消えてしまいそうな君」と「溶けてしまいそうな君」どっちがハマるかななんて考えてたら、大倉が顔 腕で隠して逃げ回る よこちょ捕まえて大騒ぎしとった。
「村上くんなんてなんも考えんと『２週間前くらいとちゃうか？」とか返してきよったで？ あの人 勢いだけで嘘言うとる可能性もあるけど」
「あいつは男らしさを勘違いしとんのや！ なんでお前に教えなあかんねん！」
ああ、「メンバー内 誰が一番ご無沙汰かランキング」の話か…あいつ本気でつけるつもりなんやな…
「おいヤス、止めたってくれや！！」
そう言って助けを求めにくるよこちょにくっついて、ニヤニヤしながら大倉も迫ってくる。
「そーいやヤスにも聞いとらんかったなぁ…ヤスはいつぶりなん？」
「んー？ 僕は４か月くらい前ちゃう？ よく覚えてへんわぁ」
かなこさんとこ駆け込んだのは２か月くらい前やけど、あん時は挿れてへんしなぁ…ってことは内緒。
「なんでお前アッサリ答えるねん…」と絶望してる僕らのお兄ちゃんを差し置いて、マルまで参加してくる。
「僕 昨日したから、前回大倉に聞かれたときから更新したで」
「嘘やろ。お前の嘘はわかりやすいねん。そんなこと言うたら俺かて今朝したわ」
それを聞いてそれまで黙ってた渋やんが ぶはっ と吹き出した。
「お前なんでいっつも朝なん？ 寝起き悪いくせに」
「そりゃまあ…朝って…ええやん？ すばるくんは？ 更新した？」
「…んー どうやろな」
……渋やんが濁した。
それでも否定しないってことは、たぶんしたってことやろ。
こないだAちゃんち最後に行った時はしばらく会ってなさそうやったけど、
よかった、Aちゃん、渋やんと会えたんやな…。
ちゃんと気持ち伝えられたんかな、と気になったけど、
僕はもう、それを確認する立場にない。
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たまご(プロフ) - ななさん» なな様、うれしいコメントありがとうございます^ ^ すばるくんとの旅行、一緒に楽しんでくださいね^ ^ (2018年1月11日 1時) (
レス) id: 30c6e5130b (このIDを非表示/違反報告)
たまご(プロフ) - あくあさん» あくあ様、いつもありがとうございます！ 青さん派のあくあさんには申し訳ないですが、不器用すぎる赤さんとの旅行、一緒に楽しんでいただけるとうれしいです！ (2018年1月11日 1時) (レス) id: 30c6e5130b (このIDを非表示/違反報告)
たまご(プロフ) - psycheighterさん» psycheighter様、コメントありがとうございます^ ^ 有り難いお言葉、うれしいです…！ 彼らも大人なので、こんな恋愛していてほしいという、私の願望が詰まっておりますが…笑、最後までお付き合いいただけるとうれしいです。 (2018年1月11日 1時) (レス) id: 30c6e5130b (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - 今1番更新が楽しみな小説です。私はすばる担なのですばるくんと幸せになったらいいなぁとドキドキしながら読ませて頂いてます！ (2018年1月11日 0時) (レス) id: 6cdacb0f72 (このIDを非表示/違反報告)
あくあ - ほんと不器用すぎて切なすぎる。けど、それも赤さんっぽさが出てていい。あぁ〜映画化してほしい。笑 (2018年1月10日 23時) (レス) id: 4e4eb3dcc1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たまご
| 作成日時：2018年1月2日 17時
