実体のある御神体ってこと？ (fsm)

期末試験 結果発表 そのいち ページ30

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あたしたちの長い長い期末試験がやっと終わった。



筆記であったり、実技であったり、応用があったり、、、



そんな期末試験から3日が経ち、今日は期末試験の結果発表の日。



学校の掲示板には普通科の1学年500人くらい居る中で、成績上位者50名の名前が載る。



あたしたちSクラスは普通科の人達とは受ける試験が違うから掲示板に載ることはない。



だから、掲示板に行く必要は無いんだけど、たまたま通りかかったから知ってる名前あるかなー、って見てみることにした。



下から見ていくと、すぐに知っている名前があった。



『ふんふん、景くんが40位か。お、晴くん37位だ！…他いるかな……あ！藤 士 郎くんと刀也くんが22位で同率だ！！！みんな載ってるんだ！すごぉ〜い！』



そのまま1位まで遡ると、1位はなんと満点だった。



ほぇ〜、みんなすごいなぁ、、私もこれからテスト結果が分かるけど自信がないなぁ。





授業が開始されるチャイムが鳴り、皆が席に着く。



先生「はい、テスト結果返してくぞ〜。名前順に取りにこ〜い」



生徒「は〜い」



あたしは最後の方だからテストが返ってきたみんなの反応をボーッと眺める。



叶「葛葉どうだった？」



葛葉「まぁ、悪くねぇな。お前は？」



叶「勉強したとこが出たからラッキーって感じ」



ペラッと点数を葛葉くんに見せている叶くん。
きっと良い点数取れたのかな？



葛葉くんはチラリと叶くんのテスト結果を見ては鼻で笑った。



葛葉「ふっ、俺の方が点数高いぞ 」ﾆﾔ



叶くんの顔にテスト結果の紙切れを押し付ける葛葉くん。



叶「いや、、見えないよね 笑」



葛葉「ほらよ、オレ様の結果見てみるがよい」



叶「……1点差やん」



葛葉「俺の勝ちぃ♪」



叶「テストの難易度考えたら僕の方が凄いんだぞ！」



葛葉「はー？知らん知らん！数字が全てなんだよっ！ざーこざーこ！」



叶「…」ﾋﾟｷｯ



…しばらくはそっとしておこう。




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