実体のある御神体ってこと？ (fsm) (ページ22)

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期末試験そのいちページ22

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校外学習という名の遠足が終わったあと、あたしたちに立ち向かってくるのは期末試験だ。

あたしたちSクラスの中間試験はそこまで難しくない。

人間と人ならざるものたちとは出される問題が違うらしい。

ただ、期末試験はそうはいかないらしく、
期末試験の結果によっては将来に関わってくるため、気を抜けない。

とは言え、あたしはがっくんの、伏見神社を大きくさせたいと言う将来の夢を手伝うため、少々気を抜いても大丈夫、、とまではいかないけど

クラスメイトの大半の将来は各自でクニを統べるTOPになるべくこの高校で文字通り全てを学ぶ。

期末試験1週間前になると、授業は止めて一日中試験勉強に充てられる。

その1週間の間は、特に登校しなければならない訳ではなく、家で勉強出来るなら特に登校する必要はないみたい。

つまりは勉強頑張れ！ってこと。

遠足の時のメンバー
あたし、がっくん、叶くん、葛葉くん、刀也くん、藤士郎くん、景くん、晴くんの8人であたしとがっくんの家で勉強会が開かれた。

Sクラス以外はテスト1週間前でも普通に授業はあるから、授業が終わり次第来ることになってる。

それまでSクラスのあたしたちは先に勉強を始めていた。

叶｢はあああぁっ、ムリ！ちかれたぁ〜｣

Sクラスの期末試験問題はあたしたちの種族別によって異なるため、難易度が変わる。

その中でもがっくんと叶くんの問題の難易度はあたしたちSクラスの中でも最難関に難しい。

難しそうな問題集や分厚い本を何冊も積んで、叶くんは頭を抱えて机に突っ伏した。

葛葉｢俺はもう兄貴がいるからなぁ〜！よかったぁ、長男じゃなくてー笑｣

ガク｢それ俺にも効くから！笑やめてくれ笑｣

がっくんは問題集を見てノートにスラスラと答えを書いていく。

あたしはあたしで時折分からない問題はがっくんに聞きつつ、問題集を進めていく。

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