金髪少女とツッパリ男子!!【今日から俺は!!】

ツッパリ男子2人目 ページ3

(三橋side)


今日は転校生がくるらしい。
このクラス転校生多いな。


｢神崎さん、入ってきなさーい！｣

『はい！』

椋木が呼んでそれに反応した声。
ま、ま、待って！可愛すぎじゃね！？

いや、でも声だけ可愛いってパターンもあるよな。あとが虚しくなるし、あんまり期待しない方がいいな。




そう考えている間に扉を開けて入ってきた少女は金髪の天使だった。



｢神崎さん、自己紹介してもらえる？｣

『はっ、はい！今日から軟葉高校の生徒になりました。神崎Aです。皆さんと友達になりたいと思っているので、気軽に声かけてください！よろしくお願いします!!』



緊張してテンパるとか、可愛いすぎかよ!!
天使か？天使なのか！？
ぜびお友達にならなければ！！


｢はーい！素晴らしい自己紹介をしてくれてありがとう。みんなも気づいていると思いますが、神崎さんはハーフです。三橋君の金髪とは違って地毛だからねー｣



椋木、可愛い子が来たからって調子乗っりやがってぇぇぇぇえ！！
後でしめる！

｢先生ぇぇぇえ！そんなこと言うなんて酷いです！僕の心が傷ついたので、神崎さんの席は僕の隣にしてください！｣

｢も、もちろんいいぞ三橋！神崎さん、君の席はあの金髪君の隣だ！さぁ、行きたまえ！｣


よっしゃ!!Aちゃんが隣だぜ！

とぼとぼと歩いて席へ来るAちゃん。

｢初めましてお嬢さん。俺は三橋………三橋、貴志です。お好きなように呼んでください！｣

『よ、よろしく三橋君！私も好きなように呼んでね？』

｢ｸﾞﾊｧ！｣


小柄なせいで自然と上目遣いになってるんだろうけどあざと可愛いぃぃぃい!!

『だ、大丈夫？？』

｢大丈夫だよ。Aちゃん！君の可愛らしい姿に悶えていただけさ！｣



俺のセリフを聞いて、顔を真っ赤にして下を向くAちゃん。

純粋かよぉぉぉお！天使かよぉぉぉお！




まじで、Aちゃんを転校させてくれた神様に感謝だ。

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