【HQ!!】魔法科？いえ、錬金術科【魔法、錬金パロ】 (ページ9)

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7話ページ9

武「初めは学園の案内をします。今の時間帯でしたら魔法科の生徒や先生方とは鉢合わせしないと思うので。」

現在の時刻は10時40分。12時半に昼休憩のため、それまでに学園内を大まかに案内したいとのこと
今日は入学式ではあるが、２、３年生は午前中は授業。新1年生は魔力測定や授業案内等、午前中は教室内から出ることはないという

ここまで聞いて、先生の配慮である事と同時にやはりここでも錬金術というだけで軽視されているのが言われずとも分かった

武「では案内します。建物を転々とするので疲れたりしたら遠慮なく言ってくださいね。」

『分かりました。よろしくお願いします。』

そう言って、武田先生と一緒に教室を後にした

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【学生課】

武「ここは学生課で、アルバイトや授業選択などの申告に使われてます。アルバイトは外部からの依頼や、学園内の生徒や先生のお手伝いまで様々です。依頼を達成すれば、依頼主が設定した金額またはお金以外の物を受け取ることができます。授業選択はまだ1年生の間は必須科目しかないのですが、2年生から選択科目が増えるので今はアルバイトを受けれる。ぐらいの認識で大丈夫ですね。」

学生課に着いて、受付の方に軽く会釈する武田先生。申告は受付の方に頼めば手続きをしてくれるとのこと

『なるほど。ここは学園にいる間は必ずお世話になる所なんですね。』

会釈する武田先生に続いて僕も会釈をして、先生の話に耳を傾ける

武「そうなりますね。ご家庭から月にお小遣いを貰う生徒も中にはいらっしゃいますが、アルバイトをこなすと外部の方や学園からの信頼や評価に繋がるのでやって損はないかと思います。階級も上がりやすくなるので大半の生徒はこぞってやっています。」

『…？階級って何ですか？』

どうやら学生課以外でも関連で覚えることはまだあるらしい。

武「階級についての詳しい説明は明日になりますが、簡単に言うと成績みたいなものです。生活態度や個人の能力によって評価され、階級によって受けれるアルバイトも増えたりするんです。」

『なるほど…？階級によって危険度を分けてたりする感じですか』

武「その考えで間違いないですね。飲み込みが早くて助かります。」

次に行きましょう。そう言った武田先生の後をまたついて行った。