うたいてさんの小説

あまかし〜お人形〜 ページ35

あま「」かし『』


歌詞太郎side


僕は、天月君から
お人形さんって呼ばれてます(笑)
なんで？って聞くと

「んー。可愛いからですかね。」

だってさ。嬉しいけど、そんなにかな？

『あー、眠たいなー…』


「歌詞太郎さん！写真、良いですか！？」

ビックリした！…また写真か……
天月君は、僕の写真をよく撮りたがる。コレクションです！って言われるけど…ちょっと怖いかな。


『しゃ、写真？良いよ。』

「こっち見てー。」

そんな、僕のどこが良いんだろう？


「ふふ、これでまた一枚増えた！……歌詞太郎さんは、すっごい可愛いからいくら撮っても飽きないんだよね〜。」


ちょっと病的な感じで、盗撮されるんじゃないかって思うほどだ。

『天月君も、ほどほどにしなよー。』

「はーい。わかりましたー。」

でも、こういう可愛い所があるから許しちゃうんだよな〜。



天月side


『スースー……』


ふふふ、可愛いな歌詞太郎さんは。
いつ見ても綺麗な顔してる。
撮っちゃお。


パシャ


悪い事じゃ無いよね。付き合ってるし。愛してるんだもん。

写真だけじゃつまらないしなー。
部屋に写真を貼るのも良いけど…
本物の歌詞太郎さんが欲しい。

「連れて帰るか…」

俺の家で、もっといっぱい写真、撮りたいし。



次→

あまかし〜お人形〜end→←さかうら〜良い夫婦の日〜(11月22日)

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す