依頼15 死にゆく魂 ページ17
何でも屋は、携帯のようなものを取り出し打ち込み、そこから何かの機械が出てきた。
何「じゃーん!この安全保存カプセルに入れば、少しの間だけその体を保てるよ」
桃「そっか・・・。ありがとう、何でも屋さん」
何「いえいえ。ちゃーんと仕事はするから安心してね」
桃「うん・・・。お願い・・・」
その言葉を最後に、桃はカプセルの中で眠る。
何「さてと、早速お仕事開始しますかな」
そう言って、何でも屋は即座に桃と同じ顔に成りすまし、自分に血をつけあたかも自分がけがをしたかのように見せかけた。
〜回想終了〜
何「とまあ、こんな感じだよ」
達也「そ、そんなことが・・・!」
何「ちなみに、洋子さんの体内の毒は私がこっそり解毒薬を入れてたから大丈夫だよ」
洋子「桃は?桃に会わせて!」
何「もちろん!」
そう言って、また形態のようなものをだしそこから安全保存カプセルを出す。
カチッ!
プシュー!
開けると、傷だらけで眠る桃がいた。
洋子・達也「桃!」
桃「ん・・・ママ、パパ?ここは・・・」
何「君の家だよ」
桃「何でも屋さん・・・もしかして、終わったの?」
何「終わったよ。柏木智也は死に、柏木洋子の命は救われた」
桃「そう、良かった・・。あ、でも報酬は・・・」
何「大丈夫。ちゃーんともらったから。桃「え?」・・気にしない気にしない。じゃあ、スイッチを切るね。ちゃんとあの世へ行くんだ」
桃「うん・・・」
達也「な、なあ!あんた、何でもできるのか!?」
何「出来るよ」
達也「じゃあ、死人を生き返らせることは出来るのか!?」
高木「し、死人を生き返らせるなんてさすがにそれは・・・何「出来るよ」・・ええ!?」
達也「じゃ、じゃあ!桃「パパやめて」・・桃?」
桃「私・・そんなので生き返っても嬉しくないよ。私、このまま天国へ行くよ」
洋子「嫌!嫌よ桃!行かないで!」
桃「パパ、ママ、哲也おじちゃん・・・今までありがとう。もう、智也おじちゃんで苦しむことはないよ。・・・さよなら」
そう言って桃は、静かに目を閉じて息絶える。
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虹花(プロフ) - そういえばそうでした。教えてくれてありがとうございます!バッチリ直しておきました(^^) (2015年6月14日 14時) (レス) id: 4947c5bf08 (このIDを非表示/違反報告)
言音(プロフ) - 続き楽しみにしています。灰原はコナン君とは呼ばない気がしますが? (2015年6月14日 11時) (携帯から) (レス) id: 2111e957d4 (このIDを非表示/違反報告)
虹花(プロフ) - 本当ですね!教えてくれてありがとうございます!見てくれてありがとうございます! (2015年5月24日 18時) (レス) id: 4947c5bf08 (このIDを非表示/違反報告)
言音(プロフ) - 楽しく読ませていただいています。大丈夫、ぶがぬけていると思うのですが? (2015年5月24日 11時) (携帯から) (レス) id: 2111e957d4 (このIDを非表示/違反報告)
虹花(プロフ) - ありがとうございます(^^)ほぼ駄文になりますが・・・お気に入り登録ありがとうございます! (2015年5月23日 18時) (レス) id: 4947c5bf08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:虹花 | 作成日時:2015年5月23日 6時