一家団欒は成立しない。 ページ30
主「あっ、ふぅ・・」
くわぁと欠伸しながら両腕を伸ばす。私と絵里は1時間位お風呂に浸かりあがった。
絵「あねぇ、そんなのどこで覚えて来たの」
絵里は私のパジャマのボタンを開け閉めしながらそう言う。
絵「何か地味に腰にkuru声してるよね」
絵里はきゅぴーんっと効果音を付けながら言う。
主「腰に来るとか下ネタ止めなさい」
絵「良いじゃんーあねぇはあれかな?ウブ?ありゃまーやで」
私が注意するとにわかな関西弁に変わった。
主「絵里は意外とムッツリ?Hentai病感染しぃひんやろーな」
私は関西弁ってどんなのだったけっと乗る。
主「それ弄っとるけどオモロいん?」
絵「あねぇの弄っとるとあてええ感じやねん」
関西弁なのかどうなのかは良く分からないが、そのまま続けていると向かっているリビングから騒がしい声が聞こえる。
「諸君、ここはどこだ?」
聞き覚えのする高い声、母だろうか。
「最後の審判を下す法廷だぁあ!」
その後に物凄い低い叫び声がする。
母「異端者にはぁ?!」
母は興奮しながらお腹から声を出す。低い叫び声もまたそれに乗った。
「死ぃいいの鉄槌をぉお!」
母「おぉぅ男とはぁ!?」
「ぅうぁ愛を捨てぇえ、哀に生きる者!!」
絵里は苦笑いして私の目を見る。
母「宜しいぃいっ!これよりぃぅい、2−F異端審問会を始め」
「だからるっせぇええええええ黙れぇええ」
母の声を遮って別の声が聞こえた。スパンスパンドッシャンと音がするとすっかり静まった。
絵「あにー・・まにーとぱにーあれでも何にも飲んでないし通常運転なんだよ?凄いよね?」
どうやらあの低い叫び声は自分の父と言う事を妹に再認識させられた。なら注意したのは兄。
・・現実逃避したい・・と誠実に思う。
絵「ほ、ほらっ、ぱにー、あねぇと会うの久し振りだから興奮し過ぎて喜んでるんだよ」
主「絵里、その謎のフォロー効いてない」
フォローにもなっていない絵里の発言を最後に私達はリビングへ入った。
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ヤンデン(プロフ) - 命瑠さん» いえいえ、こちらこそありがとうございますですよ!!・・さて翼ポジ、どうしようかてか誰にすれば良いんですかね(白目) (2016年2月2日 20時) (レス) id: f6eece5011 (このIDを非表示/違反報告)
命瑠 - ヤンデンさん» キャッシュピラミッド型カード二宮さん書いてくださりありがとうございます!そのうち翼ポジの誰かを気が向いた時に書いてくださると有難いです! (2016年2月1日 16時) (レス) id: c43154f71d (このIDを非表示/違反報告)
ヤンデン(プロフ) - 命瑠さん» 分かりました!必ずやりますね!!キャッシュカードって聞いたと言うか見た時に絶対二宮さんだなと(真顔)← (2016年1月12日 7時) (レス) id: f6eece5011 (このIDを非表示/違反報告)
命瑠 - ヤンデンさん» リク消化ありがとうございました!また気が向いたら書いて頂きたいです!キャッシュカードの代わりに雪だるま投げる二宮さん見てみたいです!← (2016年1月11日 20時) (レス) id: c43154f71d (このIDを非表示/違反報告)
ヤンデン(プロフ) - 命瑠さん» 知ってます知ってます!!てか書いてましたものりんねの駄小説←ではリクエストと言う事で遅くなるかも知れないけど書かせて頂きますね!ありがとうございました! (2016年1月11日 9時) (レス) id: f6eece5011 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ヤンデン 2 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/
作成日時:2015年11月14日 16時