アイドルなんて興味ない。part3

気合！入れて！行きます！ ページ26

主「とりあえずやり方が分からないと何とも言えないな・・」

私はやると決意した、もののやり方が分からなかった。辺りをキョロキョロして縮まった。
確か、こういう時って・・

主「周りの人に聞くんだよね・・聞いて良いんだよね・・？！」

も、もしシカトされたら？！慣れてるけど結局教えて貰わないと出来ないし・・
私は深呼吸して、人を見つける。そして話し掛けた。

主「あ、あのすみませ・・っ？！」

そう断りを入れようとした瞬間、勢い良く押された。尻餅をつき、ズテーンと情けなく転ける。そして舌打ちしてどこかへ行ってしまった。

主「・・よいっしよっと」

私はまた立ち上がり、再び違う人に話し掛けようと試みる。

主「あの、すみません、ちょっ」

しかし、次は話し掛けた事すら気付かれなかった。私はその調子で違う人にやり方を聞こうとする。

主「すみません、あのトリガーの事につ」

パシャリと何かが当たった。今度は生卵を投げられたらしい、しっかり命中していた。臭い。

主「あの、ごめんなさい、聞きたい事が」

ジャボンと勢い良く上から水が掛かった。服はビチョビチョで重くなった。
私は思わず目をキッと開いて辺りを見渡した。
すると、皆さんは笑っていた。こう、けがわらしい物や見下しているような笑い方。

・・いつもの日常だ。

主「あのお時間が有れば・・ぎゃっ」

私は再び声を掛けようとしたが転かされた。そして天井が見えるような感じに寝かされ、何人かで私の体を踏みつけている。

主「もし良ければトリガーの・・グハっ！」

私はニヤニヤ笑われながらお腹を蹴られた。私は続いてトリガーの事とかを聞こうとするが、また殴られた。首を絞められたり、ナイフで傷を作られたり、ボロボロにされながら。
そして1時間後にそれが終わった。

あぁ、もっと頑張らないと行けないのに・・・

私は今日は諦める事にして、久し振りに家に帰った。

兄妹集結は悲喜交々。→←貪欲であれ、愚かであれ

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