消えた……? ページ37
イ「ちょっとオロチ!?どこに居るの!!!!!」
オ「こっ、ここだ………。」
弱々しい声。
草木を掻き分けると、オロチがいた。
吹「あれ?桜オロチから戻ってる?」
オ「あの妖怪達に攻撃された瞬間、桜の姿から戻って『回避』した。」
なるほど。回避なら全て避ける事も可能よね。
イ「ならいいけど、Aちゃんぬらりひょんに連れ去られたわよ!!」
オ「ッ………よりによってぬらりひょん様か……。」
吹「ぬらりひょんだから何よ!!」
殺る気満々の吹雪←
オ「ぬらりひょん様は私の弱点を知られている。」
イ「へ………?」
オ「下手に挑めば……死ぬだろう。」
吹「仲間を集めましょ!!」
オ「………そう……だな。」
イ「私は乙姫に当たってみるわ!!」
オ「あぁ、ありがとな……ッ……!!!」
乙姫………?
ズキンッ!!!!!
その名前を聞いた瞬間、頭に激しい痛みがした。
何かを忘れている。
そんな感じがする。
頭の中にあるノイズ。
狂うように激しく、渦巻いて。
何かを思い出させようと。
何かを止めようとしているー…………?
そこでぼんやり浮かんだ人物。
Aにそっくりなのに、
なにかが違う。
お前は誰……?
誰なんだ…………?
何を言いたいんだ?
?「(ザァァァァァァ)……!!」
必死に何を言っている?
聞こえない。
ノイズのせいで聞こえないー………。
何故そのような目で見る?
教えてくれ。
本当に……お前は……誰なんだー…………?
イ「オロチ?」
イザナミの声がして頭痛が止んだ。
オ「……ッ…すまないイザナミ。乙姫はやめといてくれ。」
イ「?……分かったわ。じゃあ……ヤマノオカミにする。」
吹「私は百鬼姫達を呼ぶわね!!」
オ「……私は影達を呼んでくる。」
イ「呼んできたらここに集合ね。」
オ&吹「「分かった。」」
それぞれ仲間探しを始めた。
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4444 - 続きはまだですか (2018年11月7日 17時) (レス) id: ce6f578ff4 (このIDを非表示/違反報告)
1111 - 続きまってます (2018年1月4日 18時) (レス) id: ce6f578ff4 (このIDを非表示/違反報告)
オロチ - 由美さん» そう言っていただけて、もの凄く嬉しいです!見てくださりありがとうございます! (2017年10月19日 20時) (レス) id: 772879c63c (このIDを非表示/違反報告)
由美 - オロチさん いえいえ!こちらこそいつも読ませて貰ってます! (2017年10月16日 21時) (レス) id: 24441398c9 (このIDを非表示/違反報告)
オロチ - 由美さん» ありがとうございます!更新スピードは遅いですけど、宜しくお願いします! (2017年10月14日 16時) (レス) id: 772879c63c (このIDを非表示/違反報告)
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