深海の商人ー16ー ページ42
VIPルーム
A「…だったら…自分も取引をします。」
ジャック「⁉︎おい、お前なに考えてんだ!」
アズール「ほう、僕と取引をしたいと?面白いことを仰る。」
フロイド「あはっ、小エビちゃん、度胸あるじゃん。」
ガレオス「意外だったな、つまみ出す準備は要らなかったか?」
フロイドとガレオスは2人して軽く煽る。
しかしアズールはあまりこの話に乗り気ではなさそうだった。
シレーナ「?なんで?アズールさん、契約話大好きじゃないの?」
アズール「シレーナ、僕は別に契約大好き野郎ではないですよ?」
シレーナ「え〜じゃあなんで?」
シレーナはアズールが座っている方のソファの端に顎を乗せて話し出した。
ジェイドはシレーナに対し、失礼だと言うが聞く耳を持たない。
アズール「Aさんは魔法の力をお持ちでないし、シレーナのように美しい声を持っていたり、一国の後継でもない、ほんとうにごく普通の人間だ。」
A「ん?なんか自分すごく馬鹿にされてない?」
ジャック「…お前大概空気読まねえ…いや読んでる上でやってるのか?」
仲間であるはずのジャックさえも混乱状態にさせるAはある意味すごい。
アズール「話を戻しますが、それだけ大きなものを望むのでしたら相応の担保が必要です。」
シレーナ「…あっ…なんとなくわかったかも。」
フ・ガ・ジェ「今更かよ/ですか?」
アズール「例えば…Aさんが管理しているオンボロ寮の使用権、とか。」
ジャック「お前ら!最初からそれが狙いで!」
シレーナは勢いよく立ち上がり、仁王立ちした。
シレーナ「はっ!今更気づいたって遅いよ!」
A「それ、数秒前の君に特大ブーメランなんだけど大丈夫?」
シレーナのボケにAは冷静にツッコんだ。
そんな漫才を始めているとVIPルームのドアが勢いよく開いた。
?「その話、乗ったーーーー!」
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やんこせんせー(プロフ) - どの作品の合作にしますか?できればボクがわかるのが良いのですが…。 (2021年10月6日 20時) (レス) id: 27ba9a3b54 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 無理だったらすみません。頑張って下さいね! (2021年10月6日 16時) (レス) id: f84c743866 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 一緒に合作しませんか? (2021年10月6日 16時) (レス) id: f84c743866 (このIDを非表示/違反報告)
やんこせんせー(プロフ) - 星猫さんありがとうございます!これからも頑張りますので楽しみにしていてくださいね。 (2021年10月5日 14時) (レス) id: 27ba9a3b54 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 良いですよ。こちらこそすみません。頑張って下さいね! (2021年10月5日 13時) (レス) @page2 id: f84c743866 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:やんこせんせー | 作成日時:2021年10月5日 11時