第97話 ページ47
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「あのさー、これ何処で買ったの？」
「秘密です」
「私をどうする気ですか」
「後で分かります」
「…櫻井まだ来ないの」
「みたいですね」
「……あっそ」
「はい」
さっきからこれの繰り返し…
黒宮はお坊ちゃまらしく、私の隣に腰掛け静かに読書。
離れたいが、まだ手が縛られたままだし
自力で立ち上がれないし…
櫻井が来るのを待つしかないか。
そんな時、車の音が聞こえ
黒宮は口角を上げた後、本を閉じ立ち上がった。
そして、目の前い現れたのは…
「いでででででででで！！！！ちょっ痛いってば！！もうちょっと優しく出来ないの！？」
「うるさい。静かにしろ」
「あのねぇ！？スタンガン使うの！あれナシだから！！！信じらんねぇから！腹めちゃくそ痛かったんだぞ！？！？あ、A」
だせぇ…
もう少しドラマチックに登場してほしかった。
いくら黒宮でも少し引いているようだ。
櫻井も手を縛られたままだが、私の姿を発見すると
良かった、とかそういうではなく
本当に「中学校時代の友達と偶然再会した」みたいな顔を見せる。
「あ、じゃないわよ！カッコ悪い！もう少しドラマチックに登場出来ないわけ！？」
翔「そんな事言われたってさ！コイツめっちゃ痛いんだよ！しかも、最初は凄いドラマっぽかったんだよ！！ねぇ！？」
男「…あ、あぁ…」
翔「ほらぁ！」
「あぁもう…最悪…」
スーツ男も頷くな。
呆れて俯いていると、さっきまでぎゃーぎゃー騒いでいた櫻井が
「うっ」と痛そうな声を上げ静かになった
え、と不思議に思い顔を上げると
櫻井は地面に倒れていた。
きっと黒宮に蹴られたか殴られたのだろう
黒「少し…黙っててください。櫻井くん」
翔「…いってぇ…」
「ちょっ…！黒宮っ！！！ナイス！」
翔「えっ…？！」
「やっと静かになった」
翔「…っ…酷くね…？」
だってうるさくて耳が痛かったんだもの…
ごめん、と顔で訴えると
黒宮はまた櫻井を蹴り始めた。
けど、途中でスーツ男数人に何かつぶやいては
櫻井蹴りはアイツらに任せ、こちらに戻ってきた。
蹴られる音が響きと同時に、櫻井の痛そうな声も耳に響く。
さっきのうるさい櫻井の声よりも
もっともっと耳障りだ…
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*Haru*(プロフ) - 水無月さん» それは私も書きながら思いました(笑)コメントありがとうございます！ (2014年12月31日 1時) (
レス) id: 638db384e8 (このIDを非表示/違反報告)
水無月 - 大野うぜぇw婚約者うぜぇw櫻井かっけーw二宮こえぇw相葉かわえぇw松本大人w (2014年11月13日 19時) (レス) id: 242bf6b524 (このIDを非表示/違反報告)
ayayan(プロフ) - 偽りのキスの番外編更新してほしいです！ (2014年9月25日 0時) (レス) id: 7d9ed361b6 (このIDを非表示/違反報告)
*Haru*(プロフ) - 智南さん» わざわざありがとうございます！本当ですか！？嬉しいです！ありがとうございますっ(*'ω'*)頑張ります！ (2014年9月4日 19時) (レス) id: 638db384e8 (このIDを非表示/違反報告)
*Haru*(プロフ) - 翔ちゃんらぁぶ?Rinさん» わざわざありがとうございます！はい！頑張りますっ笑。応援に応えられるように頑張ります(-ω-)/ (2014年9月4日 19時) (レス) id: 638db384e8 (このIDを非表示/違反報告)
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