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翌朝、外は風と雨が強かった
部屋には窓はあるが、開けられなかった
悟は朝から呼び出しを受けて部屋にはいなかった
強い雨音が響く室内で、ただ一人だった
ゴロゴロ…
『っ！！』
大きく鳴り響く雷の音
私はこれが子供のときから大嫌いだった
私は布団にくるまった
怖い、怖い……
こんなときに限って悟がいない
『きゃぁっ…！？』
突然、部屋の中が真っ暗になった
停電したのだ
『なんで、怖いし、一人だし……』
涙が溢れてきた
悟「A？」
『悟……！』
私は直ぐに悟へ抱き着いた
悟「ごめんね、一人にして……怖かったよね」
悟は優しく、私を包み込んでくれた
何故か安心した
悟「大丈夫、大丈夫」
悟が頭を撫でてくれている手が心地良くて、私は眠ってしまった
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作者名：しのめ | 作成日時：2020年11月23日 2時
