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目が覚めるとベッドの上に居た




『ウソ……』



また、首輪と鎖で繋がれてしまった



悟「あ、目が覚めた?」



『悟、この首輪外して』



悟「ヤダよ、首輪外したらA逃げちゃうじゃん」



『っ……!』



吐き気がする



気持ち悪い




またこの部屋で過ごすことになる




もしかしたら一生出られないかもしれない



悟は私より強いから、力でも勝てない



悟「これでまた一緒にいられるね」



『…そうだね』



悟に抱き締められ、頬の絆創膏を剥がされた




悟「傷、治って良かった……僕ずっと心配だったんだよ?」



『そっか……恵も心配してくれて………っ!』



お腹に強い衝撃



痛い痛い痛い!!




殴られた、なんで……?



『っ……』



悟「今、目の前にいるのは僕、抱き締めてたのも僕なのになんで他の男の名前を言うの?」



悟は再び、抱き締めた



悟「僕でいっぱいになってよ……次、名前だしたら……わかってるよね」



『………。』



私は無言で頷いた

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作者名:しのめ | 作成日時:2020年11月23日 2時

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