女子高生組と再会しました。 ページ46
「綺麗ですね…」
『えぇ…とても。』
ほっこり、一息。
ロッジのテラスに二人並んでイルミネーションをのんびり見ている訳なんだけれど…
「冷える前に、中に入りましょう。」
もう少し見て居たかったと小さく零せば、今度は【四人】で見ましょう。だなんて言われたら…――
ねぇ？
『中に入りますッ』
私だけの体ではないのだから、自分でも分かっているけれど…偶に忘れてしまう事がある。
でも、段々…大きくなるお腹と、支えてくれる高明さんに安心している自分が居る事も、確かである。
「あれ、Aさん…！？」
『あらぁ蘭ちゃんじゃない…！』
白々しいな私ッ
「Aさんだ！」
えッ？！お腹おっきい…！？
『あぁ…園子ちゃん。そういえばまだ言ってなかったわね？』
「だから東都に居なかったんだ…」
と、まぁ園子ちゃんとの再会は久々…あの観覧車以来じゃないだろうか？
「今何カ月なんですか！？」
『5カ月は過ぎたかしらね…？』
「じゃあ、もう性別とかも？」
蘭ちゃんの言葉に、男の子と女の子よ？と告げれば…――
「「ふ、双子なんですか？！」」
『ふふふ…デジャヴな光景だわ。』
由衣ちゃんと大和君が驚いた姿と重なったのは仕方がない。
「蘭さん園子さん…お話は中で座ってしませんか？」
「「はーい！」」
『ふふ、可愛いわねぇ…』
っと微笑ましい女子高生ズである。
「では、少し私は外しますが…お二人にAさんを任せても？」
「はいはーい！任せてください、諸伏さん…！」
「もう、園子ったら調子いいんだから…」
「では、少し外しますが…後ほど。」
はい、と声を掛ければ額にキスがとんで来たわけなん…え？
「「はわ…ッ」」
『…ハイ。』
暫く顔から熱が引かなかったのは仕方なくないですよね？
「…Aさん大丈夫ですか？」
『うん、すっごく動揺したわね。』
「あれは仕方ないんじゃ…」
園子ちゃんと蘭ちゃんに励まされたけれど…入籍したら持つかしら？と告げてしまうのは仕方がないんだよッ
『ところで私、蘭ちゃんに聞き忘れた事があるのだけれど…』
工藤君とはどうなの？
「えぇッ！！？…なんでAさんが新一の事を？！」
『あら、聞いてない？私彼とは顔見知りなの。それで？今付き合っているのかしら？』
「つ…付き合って、マスッ」
頬を染めた蘭ちゃんをみて思ったのよ。
新蘭ご馳走様ですッ
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凡人F(プロフ) - わー！待ってました！！！ この作品大好きです！これからも頑張ってください！ (2020年10月1日 20時) (
レス) id: 4bd1227cf6 (このIDを非表示/違反報告)
鈴桜(プロフ) - そして、映画のダム話し！！ 爆弾事件〜〜!!萩原さん&松田さん登場するぅ！！凄く楽しみに待ってます (2020年10月1日 16時) (レス) id: 02b3e189b5 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬 - 更新楽しみ待ってます！これからも頑張ってください！ (2020年9月30日 18時) (レス) id: cbe820ca14 (このIDを非表示/違反報告)
紫埜(プロフ) - 更新待ってました！！そして、男女の双子！！！絶対に美男美女ですね！！続き楽しみにしています！ (2020年9月6日 22時) (レス) id: fbb8776a0a (このIDを非表示/違反報告)
かずさ(プロフ) - はぁ、、、諸伏警部好きすぎますっ！！このシリーズ何回読み返しても面白いですね！！続き楽しみにしています。頑張ってください！！ (2020年8月26日 3時) (レス) id: 189adfe0dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：喜怒哀楽は見切り発車
| 作成日時：2020年7月21日 1時
