季節は移り変わりました。 ページ29
｢似ているな…｣
首を傾げる私に、アーサーと似ていると言われ…血筋ですかね？なんて笑ったのは仕方がない。
｢…秀一の事は知っているか？｣
『えぇ…殉職した。とは聞きました。』
残念です。と話す傍ら…彼が生存している事は内密にしているのは態とである。
この場には真純ちゃんが居るから…っていうのも、あるんだけどね？
｢…そうか。何処まで知っている？｣
『…まだ、確信が持てないので話しできかねます。』
｢だろうな。｣
君は、この案件に首を突っ込んでいい人間では無いぞ？
『重々承知しております…同じ事を務武さんからも、メールで伝えられました。しかし。』
私にも、役目がありますから。
『私は20代からこの案件に片足を突っ込んで居ました…そうして、最近まで消息不明だった上司であり…尊敬していた戦友の遺品を受け取りましたよ。』
私だってもう何も知らない無垢な一般人ではない。そうメアリーさんに伝えながらも私は真純ちゃんに念を押すのだ。
君は知らなくていい事…とね？
｢…一つ、聞いてもいいか？｣
君のその首にある指輪。
｢真純から、婚約者がいると聞いている。｣
その婚約者も知らない事か？
そう話したメアリーさんに首をゆっくり横に振る私がいるのは仕方がない。
『不可抗力で、ですがね？』
あの人は、事情を知っています。
｢そうか…｣
『いえ…大した力になれなくて申し訳ないです。』
｢気にするな…それから。｣
これは私の連絡先だ。
な ん じ ゃ っ て ？ ？ ？
『えッ』
｢持っていろ。｣
『YES…MAMッ』
圧力がしゅごきゃった…ッ(伝われ)
流石メアママッ
まぁ、そんな会話をしていたからか…真純ちゃんと私の距離がグッと近くなったのはまた別の話
翌日には真純ちゃんとショッピングとかに出たりしてるんだから、相当彼女や皆が好きな自覚があったりするよ。
─────
そうして、真純ちゃんと仲良くカフェ(※ポアロではない)で談笑をしていたある日。
｢今度、修学旅行に行くんだ！｣
僕初めで楽しみなんだ！
そう話す真純ちゃんの言葉に楽しんで来なよと…当たり障りのない言葉を零してしまったのは仕方がない。
あの修学旅行編…──
…丁度私は外せない用事があるから、京都へは赴けない。
そう考えながらも助言は許されたいなぁ…
そんな事を想いながら告げるのだ。
『映画のクレジット…』
｢…なんだい急に？｣
なんでも無いよ…。
苦い思い出を口にしました。→←初めましてと懐かしい話をした。
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明里香(プロフ) - 敏腕ハッカーは実はFBIでしたの話、誤字がありました。「良くぼえている」ではなく、「良くおぼえている」です。 (2020年10月12日 23時) (携帯から) (
レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
鈴桜(プロフ) - 夢主おめでとう！！ いよいよ、キツツキの話しになりましたね。続き頑張って下さい (2020年7月20日 16時) (レス) id: 02b3e189b5 (このIDを非表示/違反報告)
0 - いつも見させて貰ってます！遂におめでたまで来ちゃいましたね！ (2020年7月19日 21時) (レス) id: 1a69c27b8d (このIDを非表示/違反報告)
桜舞姫・蝶月姫(プロフ) - いっやぁー！おめでた！！ (2020年7月19日 14時) (レス) id: fcb098628f (このIDを非表示/違反報告)
咲羅 - 続編おめでとうございます！遂にVまで来ましたね！高明さんの出番が多くて嬉しいです…！！これからも応援し続けます！無理のない範囲で更新頑張って下さい！コメント失礼しました。 (2020年7月5日 9時) (レス) id: 48e957b094 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：喜怒哀楽は見切り発車
| 作成日時：2020年7月4日 15時
