初めましてと懐かしい話をした。 ページ28
何処かの名探偵が、真純ちゃんのお誘いに蘭ちゃん達を連れてきてしまい、対面が未だに出来ずじまいだったのを憶えている。
｢…君が、Aか？｣
夏、そんな記憶が過ぎる中…真純ちゃんのお呼ばれに応じた。
勿論一人で…
そうして出会ったのは…――
｢メアリー…それが私の名だ。｣
メ ア マ マ が 目 の 前 に い る 、今 ッ
『はい、私をご存知なんですか？』
｢…以前、とある事件の調査で�猝撹隲瓩�話していた。｣
感の鋭い娘に出逢ったとな…
�猝撹隲�
告られたその�狠姥讚瓩鵬�かしい名前…と思わずそう零した。
｢え！？Aさん…やっぱりパパの事知ってるのか？！｣
やっぱりって事は確信がなかったという事かな…
｢私の同僚が良く君の写真を持ち歩いては自慢していたからな。それもある。｣
その言葉に膝から崩れ落ちる羞恥心があったのは仕方がない。
『…アーサーおじ様ッたらｯｯｯ』
｢やはり姪…だな？｣
『国籍は日本ですがね…』
その人の、姪で間違いありません。
それに…
『以前から、貴女達二人の事は叔父から聞いています。』
貴女がメアリー・世良
『…さんで、間違いないようですね？』
｢あぁ…動じない所を見ると、君は私が何故この様な姿になっているのか？その詳細も知っているという事か？｣
『えぇ…今うちに、叔父も避難していますから。』
｢成程…だから我々の消息を知っていたのか…｣
アーサーが無事ならばいい。
そう告げるメアリーさんにAPTX4869と私は零した。
｢それが、私をこんな姿にした薬の名か？｣
ケホコホッと咳をしながら告げたメアリーさんに頷く。
『解毒剤はまだ出来ていません…申し訳ないです。』
｢いや、不明な薬品名だけでも分かった…それだけでも価値がある情報だ。｣
それから…以前秀吉が世話になったな。
そう話したメアリーさんに驚いたのは真純ちゃんだ。
｢兄さんとも知り合いなのか？｣
『20年前の話だけど…懐かしいですね。』
｢僕が生まれる前…｣
『うん…真純ちゃんが生まれる前。』
秀吉君、秀一君を追いかけて迷子になってたの。
｢その秀吉を、君は秀一の元に連れて行ってくれたんだったな…後から務武から聞いたが、君があの行動をしなければ恐らく秀吉は攫われていたと聞いたが？｣
『…あら、なんの事でしょう？』
あれはやっぱり人攫いだったのか…と20年振りの疑問が解決した瞬間だったのは秘密である
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明里香(プロフ) - 敏腕ハッカーは実はFBIでしたの話、誤字がありました。「良くぼえている」ではなく、「良くおぼえている」です。 (2020年10月12日 23時) (携帯から) (
レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
鈴桜(プロフ) - 夢主おめでとう！！ いよいよ、キツツキの話しになりましたね。続き頑張って下さい (2020年7月20日 16時) (レス) id: 02b3e189b5 (このIDを非表示/違反報告)
0 - いつも見させて貰ってます！遂におめでたまで来ちゃいましたね！ (2020年7月19日 21時) (レス) id: 1a69c27b8d (このIDを非表示/違反報告)
桜舞姫・蝶月姫(プロフ) - いっやぁー！おめでた！！ (2020年7月19日 14時) (レス) id: fcb098628f (このIDを非表示/違反報告)
咲羅 - 続編おめでとうございます！遂にVまで来ましたね！高明さんの出番が多くて嬉しいです…！！これからも応援し続けます！無理のない範囲で更新頑張って下さい！コメント失礼しました。 (2020年7月5日 9時) (レス) id: 48e957b094 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：喜怒哀楽は見切り発車
| 作成日時：2020年7月4日 15時
