雪が降る頃_____2［tatsuya.F］ (ページ37)

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～岩本side～

あの日から彼女の事が頭から離れないでいた。

彼女はふっかが好き

ふっかも彼女が好きなんだ。

そんなの分かってたのに...

「なんで好きになっちゃってんだよ」

稽古前のストレッチをしながらそう呟く俺は

きっと、彼女に恋をしてしまったんだ________

突然ふっかが俺の隣に来たと思えば

耳打ちして言ってきた

「名前の連絡先ゲットした！」

嬉しそうに俺に話してきたお前が悪い(笑)

「お！良かったじゃん！

みんな〜！ふっかが名前ちゃんの連絡先、

ゲットしたってよ〜(笑)」

俺も彼女の"連絡先欲しい"なんて言えねぇし、

メンバーにチクれば案の定他のメンバーも
彼女の連絡先欲しいと騒ぎ出した。(笑)

案外、それに食いついたのが翔太だった。

渡「おい、お前だけズルいから。

俺にも教えていいか聞いてみて」

深「なんでだよ！！(笑)
俺やっとの思いで手に入れたんだから！」

阿「やっとの思いって？」

深「ん？...土下座(笑)」

佐「ええ！俺も姫の連絡先知りたいでやんす♪」

渡「佐久間は関係ねぇだろ！」

阿「いや、翔太もね？(笑)」

宮「どうする？皆で土下座しに行く？」

「「あははは(笑)」」

滝「おはよ〜」

「「おはようございます！」」

彼女を頭の片隅に置いて

今は滝沢歌舞伎に集中しようと決めた。

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