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その笑顔が眩しすぎて
思わず目を逸らしたらひろのビールの缶が空になってるのに気づいた
「あっひろビールもう一本飲む？」
「あー飲もうかな」
小走りで冷蔵庫に取りにいってひろの前に置いた
「ん、ありがと」
って言ってじっと見てくるひろ
ひろの真っ直ぐな力強い瞳に捉えられて
思わず固まってしまった私に
「Aのそーゆうとこすげぇ好き。そういうさりげなく気遣えるとこ」
って真剣な顔で急に言ってくるから
「……」
何も返せずに少しの間沈黙になった
何か言わなきゃって思って
「な、急にどうしたの？ひろ、もしかして酔ってる？笑」
って焦ってるのを隠すように言うと
「んー酔ってるかも」
いつもより甘い声でそう言ったひろ
「じゃあ、明日も仕事なんだしビールはもうやめとこ「嘘だよ」
そう言って言葉を遮ったと同時に缶を片付けようとする私の手首を掴んだ
「俺酒つえーもん、ビール一本飲んだだけじゃ酔わない」
ひろの作り出す独特な雰囲気に呑まれそうで
「…そ、そっか」
って言うのが精一杯な私
ひろに触れられてるとこがあつい
「……」
「Aはさ、俺に会えなくて寂しかった？」
緊張で声が出なくて
ひろのその質問にゆっくり頷いた
「俺も、研修の間Aなにしてっかなーって考えてた」
ひろに言ってることが本当なのかわからなくて
ひろのことをじっと見つめた
「今日もさ、明日ジムで会えんのに1日でもはやく会いたいって思って連絡して。
Aと会えなかった1週間がすっげー長くてさ」
ひろがゆっくり語りかけるように話してくれるから
自然と涙がでてきて
必死でこぼれないように耐えることしかできない
「気づいたらいっつもAのこと考えてた」
ひろがすっごく優しい瞳で見つめてくるから
気づいたらその言葉の先を
はやく聞きたいと思ってる自分がいる
「Aが好き」
ひろがそう言った瞬間、我慢してた涙が一気に溢れ出した
「俺と、つきあってほしい」
涙が止まらなくて
声にならなくて
ただただ何度も頷くことしかできなかった
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むぅ(プロフ) - mayaさん» コメントありがとうごさいます！最近忙しくて更新出来てなくてすみません（ ; ; ）更新頑張ります！ (2018年7月27日 15時) (
レス) id: 54dc6039c3 (このIDを非表示/違反報告)
maya - 続きが楽しみです(o^^o)頑張ってください！ (2018年7月27日 13時) (レス) id: 6aa48832bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むぅ | 作成日時：2018年7月8日 22時
