Sweet Lesson2

85 ページ46

A違うよ、玉ちゃんには作らないよ





って返信すると





可愛い犬が泣いてるスタンプが送られてきて







それが玉ちゃんに似てたから思わず笑っちゃった









作るものがハンバーグに決定して


必要な材料を買って家に帰った









家に着いて明日は仕事があるから




ハンバーグの下準備をすることにした









「よしっ！できたー」







あとはこれを丸めて焼くだけ！







ボールを冷蔵庫にしまって








時計を見るともう夕方だった









今日の夜ひろに電話したら迷惑かなぁ






でも声が聞きたい、明日から仕事だし






ひろ声が聞ければ頑張れる気がする









思い切ってしちゃおうっ！！









そう決心してお風呂に入った









お風呂から上がってテレビを見てると



もう20時だった






休日ってほんとに時間経つのはやいなぁとか思いながら







ひろに電話した









プルルルル…








なんかこの待ってる時間すごい緊張する…








「っはい、もしもし」






っで、でた！







「もしもし、ひろ？今電話大丈夫？」







「うん、今ちょうど終わってホテル向かってるとこ。どした？」






え、用事なんてないけど、声聞きたくて電話したなんて恥ずかしくて言えない…







「あ、明日のご飯さまた肉料理にしようと思うんだけどいい？」







無理やり話題を作った








「おーちょうど肉食べたかったわ笑 何作んの？」









「…秘密です」








「はぁー？笑 なんだそれ。教えてよ」








「来てからのお楽しみです！」







「めっちゃ気になるんだけど笑」







あまりにもひろが聞いてくるから








「っじゃあ1回だけチャンスあげます！それで当てれたら答えます！」






こうしてミニクイズが始まった







「肉料理だからなぁ、前は唐揚げだったからそれはないとしてー…




…しょうが焼き！！」








「ブッブー！違います！ってことで明日までのお楽しみです」







「まじか、いけたと思ったんだけどなぁ」







「ふふ笑 でもしょうが焼きは候補に入ってましたよ」






「やっぱり？笑 じゃあ期待しとくわ、明日」







「はい！」







っていうと電話の奥から 北山ー、行くぞーって声が聞こえた

86→←84

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す